『母親になる脳』が教えてくれる、大切なこと

どうも、岩崎です。

先日、とあるママさんからこんな話を聞きました。

「妊娠中から、なんかすぐ忘れちゃうんですよね。さっき話したことすら思い出せないというか…」

うん、あるあるだと思います。

でもこれ、ただの「物忘れ」ではないんです。

結論から言うと、脳が進化してる証拠です。

「母親になる脳」は、感情をキャッチするアンテナが伸びている

アメリカのヴァンダービルト大学の研究チームが、妊娠中〜産後2年間にわたる脳の変化をMRIで調べた結果、こんなことが分かりました。

  • 脳の「灰白質(かいはくしつ)」は一部で体積が減る
  • 一方で「白質(はくしつ)」は密度が高まり、つながりが強化される

この変化は、記憶力がちょっと落ちたように感じる反面、「赤ちゃんの泣き声」「微細な表情」「感情の変化」を敏感にキャッチできるようになる進化なんです。

つまり、「言葉にならないものを感じ取るセンサー」が研ぎ澄まされていく。

これって、写真やビジュアルの世界でも、すごく大事な力ですよね。

記憶が抜け落ちた分、共感力が高まっている

妊娠中に分泌されるホルモン「プロゲステロン」や「エストラジオール」が、この脳の変化と連動していることも分かっています。

体が変わるように、脳も「母になる準備」をしてくれている。

そして、その変化の中心は、「効率」や「論理」ではなく、「感情」「共感」「つながり」を大切にする方向なんです。

だから、「あれ?最近ちょっと抜けてるかも…」と感じても、心配する必要はありません。

むしろ、そのぶん心の感度が高まってる証拠です。

それって、写真や言葉を通して人に伝えるとき、むしろ武器になりますから。

弱さに見える変化が、人を動かす力になる

私は普段、ビジュアルマーケティングの講座でもこういう話をよくします。

「スペック」や「数字」だけでは人は動かない。

そこに「感情」や「温度」があると、心が動く。

たとえば、赤ちゃんの泣き声に気づくのも、写真で“あ、なんかいい”と感じるのも、脳の中で同じ感情のレイヤーが反応してるんです。

だから、母になる人が持つこの進化は、ビジネスや発信の場面でも、本当に力強い味方になるんじゃないかと思っています。

「母になる脳」は、弱くなったんじゃなくて、深くなった。

私はそう捉えています。

ではまた。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。