どうも、岩崎です。
これまでに「他人を動かす力」の重要性についてお話ししてきました。そして、それを実現するためにはDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)が欠かせないというお話でしたね。
ただ、ここで一つ大事なポイントがあります。
「他人を動かす力」だけでは、結果を出すためにはまだ足りないんです。なぜなら、自分自身が行動できなければ、どんな優れた方法論も絵に描いた餅で終わってしまうからです。
そこで今回は、もう一つの重要な要素、「自分を動かす力」についてお話しします。
なぜ行動できないのか?
みんな「やるべきこと」は知っているんです。
例えばダイエットなら、「摂取カロリーを減らして運動を増やす」。これ、誰でも知っていますよね。
でも、それを実際に続けられる人はほんの一握りです。これ、ビジネスでも同じなんです。やるべきことを知っていても、それを続けるのは簡単ではありません。
ここで関係しているのが、私たちの脳に備わった「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」という仕組みです。
この機能、簡単に言うと「現状を維持しようとする力」。身体にとっては大事な防衛本能ですが、心や行動面では「変わりたくない」という抵抗となって現れます。
例えば、新しいことを始めようとすると、脳が「やらなくていい理由」を探してきます。
「忙しいから今日は無理」「ちょっと疲れているし、また明日でいいかな」。こんな風に、自分を納得させる言い訳を作り出してしまうんですね。
気合や根性では乗り越えられない理由
「じゃあ、気合で乗り越えればいいじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、実はそれが落とし穴です。
気合や根性は、一時的には確かに効果があります。でも、それが長続きしない理由はアドレナリンに頼っているからです。
アドレナリンは、短期間でパフォーマンスを上げるホルモンですが、持続性がありません。結果、3日後にはやる気がなくなり、また元の状態に戻ってしまうんです。
さらに厄介なのは、「頑張ったのにできなかった」という経験が自信を失わせ、次の行動へのブレーキになってしまうことです。
これが繰り返されると、「どうせまた失敗するし…」という負のサイクルに陥ります。
「自分を動かす力」を育てるには?
では、どうすれば「自分を動かす力」を身につけられるのでしょうか?
答えは、人間の本能に逆らわない方法を取ることです。つまり、以下の3つを意識することが大切です。
1. 小さな一歩から始める
大きな目標を掲げるのは良いことですが、最初から全力を出そうとすると挫折します。
例えば、「ブログを毎日書く」と決めるのではなく、「まずは1週間に1回書いてみる」。これくらいの小さなステップから始めてみると、気負わずに取り組めます。
2. 楽しさを増やす工夫をする
「やらなきゃ」ではなく、「やりたい」に変える工夫が大切です。
例えば、好きな音楽を聴きながら作業をする。達成感を感じられるように、進捗を見える化する。自分が楽しめる要素をどんどん取り入れていきましょう。
3. 邪魔なものを排除する
行動を妨げる要因を取り除くのも重要です。
例えば、SNSが気になって作業に集中できないなら、スマホを別の部屋に置く。余計な情報や誘惑を遠ざけることで、自然と行動が進みやすくなります。
ビジネスで「自分を動かす力」を活かす
この考え方は、ビジネスでもそのまま活用できます。
例えば、DRMで「お客さんの声を集める」という取り組みも、毎日少しずつ進めることで大きな成果につながります。いきなり完璧を目指すのではなく、まずは「3人のお客さんに聞いてみる」といった小さな一歩から始めるんです。
こうして少しずつ成果を積み上げていけば、自然と行動が続き、大きな結果を得られるようになります。
まとめ
「自分を動かす力」とは、気合や根性ではなく、無理なく行動を続けられる仕組みを作ることです。
- 小さな一歩から始める
- 楽しく感じられる工夫をする
- 行動を妨げる要因を排除する
この力を身につけることで、ビジネスにおいても自然と成果が出せるようになります。
次回は、この「自分を動かす力」をさらに深掘りして、具体的な実践方法をお話しします。心理学や脳科学の視点を交えながら、もっと詳しく解説していきますので、ぜひ楽しみにしていてください!
ではまた。
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