どうも、岩崎です。
前回は、「どんな時代でも通用する!普遍的なマーケティングの力」についてのお話でした。では、普遍的なマーケティングの力を使うとどのようになれるのか?
物語形式なので、読みやすいと思います。
あるサロン経営者の女性がいました。彼女は、美容が大好きで、夢だった自分のサロンをオープン。
しかし、最初はなかなかうまくいかず、月商はたった10万円ほど。悩んでいた彼女は、もっと効率的に経営できる方法を学ぶために、私と一緒に行動を始めることにしました。
彼女はそこで、私がよく話す「じりき」――つまり「自力」と「地力」の2つの力を身につけることを決意します。
自力を身につけた彼女の最初の変化
まず彼女は、「自力」を使って、自分で考え、行動できる力を高めました。特に、時間管理術や問題解決術に重点を置き、日々の仕事を無駄なく進めるように工夫しました。
これまで無計画に進めていた作業を、時間を区切ってスケジュールを組み、優先順位をつけて実行することにしたのです。
また、集客方法にも変化がありました。
単に広告を出すだけではなく、自分の強みを生かして、お客さん一人ひとりに丁寧なサービスを提供し、口コミでの紹介を促す形に切り替えたのです。これにより、少しずつお客さんが増え、売上は30〜50万円にまで成長しました。
予期せぬ困難、そして再スタート
ところが、サロンが順調に成長していた矢先、突然の困難が訪れます。
テナント契約の問題でサロンを一時閉鎖せざるを得なくなってしまったのです。これはどんな経営者にとっても大きなショックです。普通ならこの状況で諦めるかもしれませんが、彼女は違いました。
「今まで身につけた『じりき』があるから、きっとまた立ち上がれる。」
そう自分を信じて、彼女はすぐに次の一歩を踏み出しました。新しいテナントを探し、再スタートの準備に取り掛かることを決意したのです。
地力を活かしてサロンを復活させる
彼女は「じりき」のもう一つの力である「地力」を最大限に活かしました。
再スタートに向けて、普遍的なマーケティングや顧客心理の知識を活用し、計画をしっかりと練り直しました。特に、既存のお客さんに対しては、一時的にサロンを閉めることを丁寧に説明し、新しい場所での再オープンを心待ちにしてもらうようにコミュニケーションをとりました。
また、新規顧客の獲得にも力を入れ、SNSやブログを活用してサロンの魅力を発信しました。
広告に頼りすぎるのではなく、彼女の信念やサービスをしっかりと伝え、地道にお客さんを増やしていったのです。
再オープン後、月商100万円を達成!
数カ月後、彼女のサロンが新しい場所で再オープンしました。
すると、以前のお客さんが戻ってきただけでなく、新規のお客さんも次々と訪れ、売上はあっという間に元通りになりました。
しかし、彼女はそこで終わりませんでした。
お客さんとの信頼関係を築き続け、リピーターを増やす努力を怠らず、サービスの質をさらに高めていきました。その結果、月商100万円を超えるまでにサロンが成長したのです。
彼女が成功した理由
この成功の背景には、「じりき」の力があります。
- 自力:他者や運に頼らず、自分で問題を解決し、計画を立て、行動する力。
- 地力:短期的なテクニックに頼らず、どんな状況でも応用できる普遍的なビジネススキル。
彼女がこの2つの力を駆使した結果、逆境に立たされても、強く立ち上がり続けることができました。
あなたも「じりき」を身につけよう
もし、今のビジネスに不安があるなら、まずはこの「じりき」の力を自分の中に取り入れてみてください。自分で考えて行動し、どんな状況でも役立つ知識やスキルを学び続けることが、長く続くビジネスの基盤を作ります。
それではまた!
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