情報資産がないとAIはペラペラしか作れない。Obsidianという考え方

この記事の要点

  • AIの出力は、何を入れるかでほぼ決まります。情報資産がないと、どこにでもある薄いものしか出てきません。
  • 自分の過去の文章、ノウハウ、体験、お客さんとのやり取りは、AIを自分仕様にしていく土台になります。
  • 情報の保存先と引用元を整えておくと、AI活用はその場しのぎではなく、資産が積み上がる使い方に変わります。

どうも岩崎です。

今週ずっとAIの話をしてきましたが、今日はAIをうまく使うために一番大事なことの話をします。

結論から言うと、情報資産です。

AIって、何でもできるように見えるんですが、実際にはこちらが渡したものをもとに動いているだけなんですよね。

なので、こちらが渡す情報の質が低ければ、出てくるものも当然薄くなります。昨日の話で、ゴミを入れればゴミが出てくると言いましたけど、まさにその続きです。

今日は、その 何を入れるか の話です。

何も持っていない状態でAIに書かせると、だいたいペラペラになります

たとえば何もない状態で、AIに ブログを書いて とだけ言ったらどうなるか。

出てくるのは、だいたいどこにでもある一般的な内容です。間違ってはいない。整ってもいる。でも、別にその人じゃなくていい。そういうものになりやすいです。

これは当たり前の話なんですよね。元になる材料がないんだから、その人らしさなんて出ようがないです。

逆に、自分の過去に書いた文章、蓄積してきたノウハウ、お客さんとのやり取りの中で出てきた言葉、現場で気づいたこと、そういうものをAIに渡すと、出てくるものがかなり変わります。

一般論ではなく、自分の匂いが少し入ってくる。ここが大きいわけです。

AIを自分仕様にするには、自分だけの材料が必要です

AIを自分仕様にしたいなら、自分だけが持っている情報が必要です。

過去の文章。自分なりの言い回し。お客さんに言われたこと。過去の成功例や失敗例。現場で感じた違和感。そういうものですね。

こういう情報があると、AIはただ便利な生成機ではなくなります。過去の自分の思考や言葉を参照しながら動くようになるので、出てくるものが一般的ではなく、自分っぽいものに寄っていくんですよね。

ここが面白いところです。

だからAI活用って、プロンプトの技術だけでは弱いんです。何を聞くかも大事なんですが、それ以上に、何を持っているかがかなり大きいです。

そのためには、情報の保存先を整えておく必要があります

じゃあどうするかというと、情報の保存先と引用元をちゃんと整えておくことなんですよね。

私はこれを Obsidian というメモアプリでやっています。

情報は全部そこに入れる。AIに何かを作らせる時の引用元もそこ。作ったものや履歴もそこに保存する。読み込みも保存も、できるだけ同じ場所で回す感じです。

こうしておくと、毎回ゼロから始めなくていいんですよね。

前に考えたこと、前に書いたこと、前にお客さんとやり取りした内容、そういうものをすぐ引っ張ってこられる。これができるだけで、AIの使い方がかなり変わります。

Obsidianが便利なのは、書く場所ではなく、資産の置き場になるからです

Obsidian って、別に魔法のアプリではないです。

でも、考え方としてすごくいいんですよね。情報をその場限りのメモで終わらせず、一生ものの資産として置いていく感覚になりやすい。

これ、かなり大きいです。

AIを使っていても、保存先がバラバラで、過去の知見も散らばっていて、毎回その場で作って終わり、だと、効率は上がっても資産は残りません。

でも、元ネタも、途中の思考も、完成物も、ちゃんと残していくと、AI活用そのものが積み上がり始めるんですよね。

要するに、使えば使うほど自分仕様になっていく土台を作れるわけです。

情報資産がないと、AI活用はずっとその場しのぎです

逆にここを整えないままAIをいくら使っても、実はそんなに強くならないです。

毎回ゼロから始める感じになる。効率は上がるかもしれない。でも、積み上がるものがないんですよね。

それだと、今日だけ速い。でも来月もまた同じところから始める。これではもったいないです。

AIを本当に活かしたいなら、いちばん先にやるべきは、自分の情報をどう貯めるかを考えることだと思っています。

何をメモするか。どこに置くか。どう残すか。地味ですが、結局ここが一番効いてきます。

情報資産がないとAIはペラペラしか作れない。Obsidianという考え方

AIをうまく使うために一番大事なのは、プロンプトの小手先より、自分だけの情報をどれだけ持っているかです。

自分の文章、自分のノウハウ、自分の体験、お客さんの言葉、現場の気づき。こういうものがあると、AIはただの便利ツールではなく、自分の価値を増幅する道具になります。

そのためには、情報の保存先と引用元を整えておくこと。私はそれを Obsidian でやっています。

最初は少し手間です。でも、この土台があるかないかで、AI活用はその場しのぎにもなるし、一生ものの資産作りにもなります。

たぶん、長期で差がつくのはこっちなんですよね。

それでは。

よくある質問

Obsidian でないとダメですか?

ダメではありません。大事なのはアプリ名より、情報の保存先を決めて、そこに自分の資産を集めることです。Obsidian はその考え方を実行しやすいというだけです。

どんな情報を残しておけばいいですか?

過去の文章、ノウハウ、失敗例、成功例、お客さんとのやり取りの中で出てきた言葉、現場での気づきなどです。自分にしかないものから優先して残すといいです。

なぜ情報資産がそんなに大事なのですか?

AIは渡された材料をもとに動くからです。材料が薄ければ出力も薄くなります。逆に、自分だけの材料があれば、出力も自分仕様に近づいていきます。

P.S.

Obsidian はローカル保存なので、クラウドにデータが流れないのも気に入っています。お客さんとのやり取りや、自分のメモを入れる時に、この安心感はかなり大きいです。しかも無料で始められるので、その意味でもかなり優秀だと思うわけです。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。