fbpx

「リピーターが増える仕事」と「一度きりで終わる仕事」の違い

どうも、岩崎です。

「リピーターが増える仕事」と「一度きりで終わる仕事」
この違い、考えたことありますか?

多くの人が「いい商品を作ればリピーターは自然と増える」と思いがちなんですが、
実際はそんなに単純じゃないんです。

実は、同じようなサービスや商品を扱っていても、
「またお願いしたい」と思われる仕事と、「一回で終わる」仕事には明確な違いがあります。

今日は、その違いについて話していきます。

お客さんが「また来たい」と思う仕事の特徴

1. お客さんが得られる“体験”が魅力的

ただの取引じゃなくて、そこでの体験が心に残るかどうか。

たとえば、同じカフェでも
「コーヒーを出すだけの店」と
「スタッフが名前を覚えてくれて、好みまで気にかけてくれる店」
どっちがまた行きたいか?

ほとんどの人が後者を選ぶはず。

要するに、モノを売るだけじゃなくて、
「この人から買いたい」「この場所に来たい」と思わせる仕組みがあるかどうかが重要なんです。

2. お客さんの“未来”を考えている

一度きりで終わる仕事は、「その場だけ満足」で終わることが多いです。

例えば、歯医者さん。

「虫歯を治療しました、はいおしまい」
っていう歯医者と、
「今後虫歯にならないためには、こういうケアが大事ですよ」
と未来のことまで考えてアドバイスしてくれる歯医者。

どっちにまた行きたいか?

当然、後者ですよね。

未来のことまで考えてくれるサービスには、
「また頼みたい」という気持ちが自然と生まれるわけです。

3. お客さんに“共感”できている

お客さんは「この人は自分のことをわかってくれている」と感じると、自然とリピートしたくなるもの。

たとえば、美容院。

「今日はどんな感じにしますか?」と毎回ゼロから聞かれるよりも、
「前回のカットから少し伸びましたね、どうしましょう?」
って言ってくれるほうが安心しませんか?

お客さんの気持ちやライフスタイルを理解して、
「自分のために考えてくれているな」と感じさせる。

これがリピートにつながる大きなポイントです。

「一度きりで終わる仕事」の特徴

逆に、「一度きりで終わる」仕事には共通点があります。

1. ただ売るだけで終わる

「この商品どうですか?」「買ってくれてありがとう」で終了。

そこに、お客さんが次にどうなるのか?という視点がない。

例えば、服屋さんで服を買ったとしても、
「また来たい」と思わせる何かがなければ、
次に行くのは別のお店になる可能性が高い。

2. お客さんのことを覚えていない

「はじめまして」の対応を毎回されると、
「このお店は誰にでも同じなんだな」と思われる。

もちろん、全員の顔を覚えるのは難しいけど、
例えば「前回はこういうものを選んでいましたね」とか、
ちょっとした会話の記録があるだけで、
お客さんは「自分のことを覚えてくれている」と感じます。

3. 「買わされた」と思わせる

「なんか勢いで買ったけど、別に必要なかったかも」
と思われると、次は来てもらえません。

これは、売り方が強引だったり、
価値がしっかり伝わっていないと起こること。

長く続く仕事は、
「買ってよかった」と思ってもらうことが何より大事なんです。

まとめ

リピーターが増える仕事と、一度きりで終わる仕事。
この違いは、
「お客さんにとって、また来る理由があるかどうか」です。

ただ商品やサービスを提供するのではなく、
お客さんの未来まで考えたり、
体験を大事にしたり、
共感を積み重ねたりすることで、
自然と「またお願いしたい」と思われるようになります。

値引きやキャンペーンではなく、
本質的な価値で選ばれる仕事を作るために、
今できることを考えてみてください。

あなたの仕事が、
「またお願いしたい」と思われるものになることを願っています。


いわさき写真教室をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。