カメラと一緒。ピントがズレたコピーは伝わらない

どうも岩崎です。

文章ってね、うまく書けてると思ってたのに、なぜか反応が薄い。読まれてるはずなのに、動いてくれない。そんなこと、ありませんか?

これ、実は文章力の問題じゃないことが多いんです。

カメラって、ピントがズレてるとどんなに高性能でも意味ないですよね。

すっごい良いレンズでも、ピントが背景に合ってたら、主役がボケボケ。

コピーもピントが命

で、文章もまったく同じなんですよ。

どれだけ言葉を整えても、どれだけ構成を練っても、そもそも誰に向けてるかがズレてたら伝わらない。

実際、「うまく書けてるのに反応がない」って相談の多くは、このピントのズレが原因です。

書き方よりも、誰に向けるか

文章ってどう書くかより、何を、誰に向けて書くかのほうがよっぽど大事。

でもここ、意外とすっ飛ばされがちなんですよね。

特に自分の商品やサービスに自信がある人ほど、「これは誰にでも良いものだから」と思いがちなんですけど、それが落とし穴です。

誰にでも、は誰にも伝わらないになりがちなんです。

ピントがズレてる例

たとえば私が「この写真、めちゃくちゃ良い構図で撮れました!」って言ったとしても、

写真に興味のない人からしたら、「で?」って感じになるわけです。

逆に、「自分でも写真が上手く撮れたら嬉しいんだよね」って思ってる人に向けて書いたら、

「それ知りたい!」になる。

ピントを合わせるって、そういうことなんですよ。

書く前に、立ち止まる

だから、書き始める前に、ちょっとだけ立ち止まってほしいんです。

「誰に話しかけてるつもりなんだっけ?」って。

ピントが合ってないと、どれだけ書いても全部ボケます。

逆に、ピントがバチッと合えば、多少ブレててもちゃんと伝わるんです。

ピントが合えば筆は止まらない

実際、うちのクライアントさんでも「何を書けばいいかわかりません」って人が多かったんですけど、

誰に話しかけたいかを一緒に決めたら、もう筆が止まらなくなったんですよ。

だから、文章に自信がなくても大丈夫。

ピントだけ合えば、ちゃんと届きます。

P.S.

ちなみに私は昔、ピントが甘い写真を「これは味です」って言い張ってたタイプです(笑)

でも文章はごまかせない。ボケてたら、読まれない。

なので、まずは「誰に?」をハッキリさせてくださいね。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。