この記事の要点
- デジタルのメモは便利ですが、速く入力できるぶん、理解より記録が目的になりやすいです。
- 手書きは遅いぶん、何が大事かを考えながら書くので、理解と記憶の定着につながりやすいです。
- 全部を紙に戻す必要はなくても、本当に頭に入れたいことだけは手書きにするとかなり変わります。
どうも岩崎です。
メモって、スマホ派ですか、それとも手帳派ですか。
今はスマホやパソコンでメモを取る方が多いと思います。
確かに便利なんですよね。検索できるし、どこでも見られるし、字もきれいに残る。
でも、本当に頭に入れるという意味では、紙と手書きの方が強い場面がかなりあると思っています。
今日はその話をします。
デジタルは便利ですが、便利すぎることもあります
スマホやパソコンでメモを取ると、とにかく速いです。
思いついたことをそのまま打てるし、長い文章も一気に残せる。
なので、記録するという意味ではかなり優秀なんですよね。
ただ、その速さが逆に少し落とし穴になることがあります。
速く打てるぶん、内容を理解する前に、とりあえず残すことが目的になりやすいわけです。
入力しているだけで、頭に入った気になりやすいです
これはかなりあると思うんですが、キーボードでどんどん打っていると、作業をしている感じが出るんですよね。
なので、記録した気になるし、わかった気にもなりやすいです。
でも実際には、あとで見返したら全然覚えていない、ということが起きやすい。
要するに、頭を使って理解したというより、単に入力しただけ、になりやすいわけです。
手書きは遅いぶん、何を書くかを考えることになります
一方で手書きは遅いです。
なので、聞いたことや読んだことを全部そのままは書けません。
ここが逆にいいんですよね。
全部は無理だから、何が大事かを考える。要点を選ぶ。自分の言葉に少し置き換える。そういう作業が自然と入ります。
この考えながら書く、という部分が、理解にも記憶にもかなり効くと思っています。
書くスピードの遅さが、むしろ理解を助けてくれます
普通は遅いことって欠点に見えますよね。
でも学ぶ時は、遅い方がいいことがあります。
速すぎると、考えなくても進めてしまうからです。
手書きは遅いので、自然と一回頭を通すことになる。この一回の頭を通す作業がかなり大きいわけです。
なので、手間は増えているようで、実はその手間が記憶を作っているんですよね。
画面は、読んでいるつもりで流れやすいです
読む時も似たことがあります。
画面で読むと、どうしてもスクロールが入りますよね。
そうすると、今読んでいるところに集中しているつもりでも、次は何があるんだろう、と少しずつ意識が前に流れやすいです。
要するに、読みが少し浅くなりやすいんですよね。
紙だと、目の前のページに意識が止まりやすいので、今読んでいる内容だけに入りやすい感じがあります。
紙は、今見ているものに意識を固定しやすいです
紙の良さって、一覧性もあるんですが、それ以上に、今そこにある情報だけに向き合いやすいことだと思っています。
めくるまでは次が見えないですし、スクロールのように流れ続けない。
だから、今のページにちゃんと止まれるんですよね。
この止まれる感じが、理解にはかなり大事だと思うわけです。
考える道具としては、紙の方がまだ強い場面があります
写真の仕事でも、撮影前のイメージをまとめる時は手書きでやることがあります。
ざっくりした構図とか、光の方向とか、全体の空気感とかですね。
デジタルで整ったラフを作ることもできますが、最初の発想段階では、紙にざっと描いた方が考えやすいんですよね。
手を動かしながら考えることで、頭の中のイメージが少しずつ整理されていく感覚があります。
デジタルは便利ですが、思考の道具としては紙にかなわない場面がまだあると思っています。
全部を紙に戻す必要はないです
もちろん、全部を手書きに戻しましょう、という話ではないです。
予定管理とか、すぐ検索したいメモとか、共有したい情報とか、そのへんはデジタルの方が圧倒的に便利です。
なので、そこまで極端に考えなくていいと思っています。
ただ、本当に頭に入れたいものだけは、少し扱いを変えた方がいいわけです。
本当に残したいものだけ、手書きにするとかなり変わります
たとえば、読んでいて大事だと思ったこと。
仕事で使いたい考え方。
あとで思い出したいアイデア。
こういうものだけは、手書きで書き直してみるとかなり違います。
一回デジタルで見たものを、もう一回手で書く。この二度手間が、実はかなり効くんですよね。
書き直す時に、これは本当に必要か、と自然に考えることにもなるので、整理にもなります。
本当に頭に入れたいなら、紙に書いた方が強いです
スマホやパソコンのメモはかなり便利です。
でも、便利すぎるぶん、理解より記録が目的になりやすいところがあります。
一方で手書きは遅いです。でも、遅いからこそ何が大事かを考えながら書くことになる。その手間が、理解や記憶にはかなり効きます。
全部を紙にする必要はなくても、本当に頭に入れたいことだけは手書きにする。この使い分けをするだけで、インプットもアウトプットもかなり変わると思います。
それでは。
よくある質問
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全部を手書きに戻した方がいいですか?
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そこまでする必要はないと思います。検索や共有が必要なものはデジタルの方が便利なので、本当に頭に入れたいものだけ手書きにする使い分けで十分です。
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手書きが苦手でも効果はありますか?
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あります。きれいに書く必要はなくて、自分が読めれば十分です。大事なのは字の上手さではなく、考えながら手を動かすことです。
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どんな情報を手書きにするといいですか?
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あとで本当に思い出したいこと、仕事で使いたい考え方、重要なアイデアなどです。要するに、覚えておく価値が高いものですね。
P.S.
撮影のアイデアが浮かんだ時、スマホにメモすることもありますが、後から手帳に書き直すようにしています。書き直す時に、このアイデアは本当に使えるか、と改めて考えるので、自然と整理になるんですよね。二度書く手間って、一見ムダに見えますが、実は思考の質をかなり上げてくれている気がしています。
