どうも、岩崎です。
先日、Amazonでプリンターのインクを買おうと思って検索してみたんです。すると、純正インクよりも安価な「再生インク」が「あなたにおすすめ」として表示されました。思わずその商品をクリックしてみると、その説明文に引き込まれてしまったんです。
このとき、「PASONAの法則が上手く使われているな」と感じました。
PASONAの法則とは、読み手の「問題」を起点にし、その解決策として商品やサービスを提案し、最終的に行動を促すためのフレームワークです。コピーライティングを検索したことがある人にとっては、この「PASONA」は一番身近に感じる法則かもしれません。
Problem(問題) – 読者の悩みを明確にする
最初に、ターゲットである読者が抱えている問題を提示します。
インクの例であれば、「純正のインクは高い」「頻繁に交換するのがコスト的に負担」といった悩みを掘り下げます。
「高価な純正インクでお困りではありませんか?」という問いかけで、共感を生み出します。
Affinity(親近感) – 共感で距離を縮める
次に、読者に共感を示します。
「多くの方が同じようにインク代の高さに悩んでいます。私も毎回インクを買うたびに頭を抱えていました…」と伝えることで、読者は「自分だけじゃないんだ」と安心感を得ます。
Solution(解決策) – 読者に合った解決策を提示する
共感を示した後に、解決策を紹介します。
「再生インクは、純正インクと同等の品質を保ちながら、価格を大幅に抑えられます」と伝え、コストに悩む読者にとってのメリットを示します。
Offer(提案) – 今すぐ行動したくなるオファーを出す
解決策を伝えたら、具体的なオファーを行います。
「初回限定で20%オフ」や「2個セットでさらにお得」といった特典を付けることで、購買意欲を刺激し、「この機会に試してみよう」と思わせます。
Narrowing Down(絞り込み) – 選択肢をシンプルに
次に、選択肢を絞り込んで読者の迷いをなくします。「このプリンターに最適な再生インクはこちら!」と提示することで、次に取るべきステップを明確にします。
Action(行動) – 明確なアクションを促す
最後に、具体的な行動を促します。
「今すぐこちらからご購入ください」や「この機会にぜひお試しください」といった形で、次のステップをシンプルかつ力強く伝えます。
まとめ
PASONAの法則は、「問題」を提示し、「親近感」を持たせ、「解決策」を示し、「オファー」を出し、「絞り込み」を行い、最後に「行動」を促すという流れで構成されています。このフレームワークを使うことで、読み手の悩みに寄り添い、自然と行動を促すセールスコピーが作れます。
今回のインクの例のように、お客さんの悩みを理解し、そこに対してピンポイントな解決策を提示することで、商品の価値を効果的に伝えられます。
商品やサービスを紹介する際に、このPASONAの法則をぜひ取り入れてみてください。
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