どうも、岩崎です。
完璧主義が悪影響を及ぼすのは、心理学的にもビジネスの現場でも証明されています。
心理学者たちは、完璧主義が不安やうつ、燃え尽き症候群を引き起こすリスクを高めることを指摘しています。また、ビジネスの世界では、完璧主義が新しいアイデアやイノベーションの発展を妨げ、長期的な成長を阻む要因となり得るのです。
たとえば、過去の研究では、完璧主義者は失敗を恐れるあまり、挑戦を避ける傾向があることがわかっています。これにより、成長や成功の機会を逃してしまうのです。
また、ビジネスの現場では、完璧を追求することでリソースの無駄遣いや、市場の変化に対応できないリスクが生じます。
このように、完璧主義がもたらすリスクと、その背後にある心理的なメカニズムを理解することで、読者は自分自身の思考や行動を見直すきっかけを得ることができます。
次に進むべきは、完璧を捨て、まずは行動するって事です。
マーケティングに関する話題で「完璧主義は本当に悪だよね」って話をしています。
なぜ完璧主義が悪いのか?
その理由を、もう少し詳しく掘り下げてみましょう。
1. 才能を潰す
完璧主義がなぜ才能を潰すのか?
それは、創造性を窒息させるからです。
完璧を目指すあまり、新しいアイデアや自由な発想が生まれる余地が奪われてしまいます。アートやデザインの世界では、試行錯誤を繰り返しながら自分のスタイルを確立していくことが大切です。
しかし、最初から完璧を求めてしまうと、この試行錯誤のプロセスが止まってしまい、結果的に才能が発揮される機会を逃してしまうのです。
2. 自信をなくす
完璧主義が自信を失わせる理由は、常に高すぎる基準を自分に課してしまうから。
「もっと頑張らなきゃ」「自分はまだまだだ」といった考え方に陥りがちですよね。
これが、自分の能力を過小評価することにつながり、次第にチャレンジする意欲さえも失ってしまうんです。そうなると、自信がどんどん削がれていき、結果として行動が鈍り、成果が出にくくなるのは当然の流れです。
3. 時間のムダ
完璧主義が時間のムダになる理由。それは、現実には完璧なものなど存在しないからです。
たとえば、Googleが提供していたSNS「Google+」の事例。
完璧を目指した結果、ユーザーのニーズに応えるタイミングを逃し、大失敗に終わりました。完璧を追求するあまり、リリースが遅れたり、市場の動向に乗り遅れることがよくあります。
これによって、貴重な時間とリソースが無駄になり、ビジネスにおけるチャンスを逃してしまうのです。
4. 行動の遅延
完璧主義が行動を遅らせる最大の要因は、「今はまだ準備が整っていないから」と考えてしまうこと。
しかし、現実のビジネスではスピードが成功の鍵です。完璧を目指して動かないうちに、市場が変わり、チャンスを逃してしまう。
むしろ、まずは動いてから改善する方が結果につながりやすいのです。
5. 失敗を恐れない姿勢が重要
マーケティングの世界では、「施策の3割が成功すれば上出来」と言われます。
完璧主義を捨て、まずは動いてみること。これが、次の一歩を踏み出すための学びにつながります。
小さく、早く行動することで、失敗のリスクを最小限に抑え、次のチャレンジにすぐに移れるようになるのです。
だから脱完璧主義
このように、完璧主義はあなたの成長や成功の大きな障害となり得ます。だからこそ、完璧主義を捨て、まずは動くことが大切です。
完璧を目指すのではなく、行動を積み重ねることで、成功への道が開けます。失敗を恐れずに進むことで、精神的なストレスも軽減され、結果として良いパフォーマンスを発揮できるようになります。
もし止まってしまっている作業があるなら、まずはサクッとGOしてみる。
これが、最初の一歩です。
いわさき写真教室をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。