どうも、岩崎です。
先程、自宅のそばにあるファミリーマートにアイスコーヒーを買いに行きました。
すると、店員さんが「ストローは必要ですか?」と2回も尋ねられたのすが、最近のコーヒーカップの飲み口はストローではなく、直接飲むタイプが主流です。
なぜストローをおすすめされたのかがよくわかりませんが、無料のサービスでも伝え方次第でその人が必要だと感じさせる方法があります。もちろん、その人によりますけどね。
さてさて、どんな状況でもはじめましての人と話すのって、緊張しますよね。特にプレゼンやセミナーで、長い時間、相手の注意を引き続けるのは本当に難しいものです。
話が「面白い」と感じてもらえなければ、その集中力はあっという間に途切れてしまいます。
でも、あなたは芸人ではないので、笑いを取るのが目的ではありません。大切なのは、しっかりとメッセージを伝えることですよね。じゃあ、どうすればあなたの話が心に響き、説得力を持つようになるんでしょうか?
普通の話を、面白く変える方法
その答えは簡単です。
エピソードを交えて話すことです。ただ意見を述べるだけでは、どんなに正しいことを言っても相手の心に残りにくいんです。でも、そこにエピソードを一つ加えるだけで、普通の話がグッと面白くなります。
なぜエピソードが大事なのか?
「◯◯が大切なんです」と言うだけじゃ、なかなか納得してもらえないことがあります。
人は、抽象的な話よりも、具体的な体験やストーリーに共感しやすいもの。エピソードを交えることで、聞き手はその意見を自分の経験と結びつけやすくなって、「なるほど、確かにそうだな」って思えるんです。
たとえば、「◯◯が大切なんです」と言った後に、「実は先日、こんなことがあったんですけど…」というエピソードを加えると、同じメッセージでも全然違った伝わり方をします。エピソードがあることで、話が具体的になり、リアルな説得力が生まれるんです。
どんなエピソードを選ぶべきか?
エピソードを選ぶときには、いくつかのポイントがあります。
- 共感できるエピソードを選ぶ:聞き手が共感しやすい内容を選ぶことが大切です。たとえば、日常生活で起こりがちな出来事や、仕事でのちょっとしたエピソードなど、相手が「それ、分かる!」と思えるような話が効果的です。
- メッセージと直接つながるエピソード:話の内容としっかり関連するエピソードを選びましょう。関連性が薄いと、かえって混乱させてしまうこともあります。
コツは「具体性」と「ストーリー」
エピソードを話すときは、「具体性」と「ストーリー」を意識しましょう。
たとえば、「先日カフェで友達と話していて〜」と言うだけでは、聞き手に情景が浮かびません。でも、「渋谷のスタバで、大学の友人のユキと話していた時なんだけど…」と言えば、情景が頭に浮かびますよね。
さらに、時間や季節の情報を加えると効果的です。「その日は確か大雪で、あたり一面銀世界で〜」といった具合に、具体的に描写することで、聞き手の頭に映像が浮かび、話に引き込まれるんです。
聞き手に合わせたエピソードの工夫
エピソードの効果は、聞き手によって変わります。
たとえば、ビジネス相手のセミナーなら、仕事でのエピソードが響きますし、学生相手なら学業や将来の話が共感を呼びます。相手に合わせて、エピソードをカスタマイズすることが大事です。
エピソードを話すタイミング
エピソードを挿入するタイミングもポイントです。オープニングでエピソードを使って一気に相手の注意を引く、要点を強調するときに使う、話のまとめに使って印象に残すなど、タイミングを工夫することで、メッセージの伝わり方が変わります。
非言語コミュニケーションも大事
エピソードを話すときは、ジェスチャーや声のトーン、表情といった非言語コミュニケーションも意識してみてください。
話に感情を込めることで、エピソードがさらに生き生きと伝わります。たとえば、悲しい話なら少し声を落とす、楽しい話なら明るい表情をするなど、内容に合った表現が大事です。
練習して、もっと上手に
エピソードトークは、何度も練習してこそ上手くなります。家族や友人との会話でエピソードトークを試してみて、反応を見ながら改善していくと、自然と自信がつきます。
セミナーやプレゼンの本番でも、余裕を持って話せるようになりますよ。
1エピソード=1メッセージ
エピソードトークの大きな目的は、「メッセージを残す」ことです。
エピソードを聞いた後に、「だから◯◯が大切なんだね」と思ってもらえたら成功です。そのためには、エピソードにしっかりとした「示唆」を込めておくことが重要です。
たとえば、先生がエピソードトークを駆使して、生徒の共感を得た話や、ビジネスの現場でこの方法を使って売上がアップした事例などを知っていると、「本当に効果があるんだ」と実感できますよ。
まとめ
お笑い芸人さんの話を聞くと、エピソードトークが多いことに気づくと思います。昔から人は、物語を聞いて育ってきました。だからこそ、物語を聞くと自然に「面白い」と感じるんです。
これからは、「意見+エピソード+意見のまとめ」という話し方を意識してみてください。説得力のある話ができるようになりますし、普段の雑談でもどんどん練習してみてくださいね。セミナーやプレゼンで、きっと役に立ちますよ。
いわさき写真教室をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。