どうも、岩崎です。
データってついつい夢中になりますよね。アクセス解析を開けば、「この数字改善できそう!」「あっ、この指標も気になる!」って、どんどん深みにはまっちゃう。でも、これが落とし穴だったりするんです。
実は、全部に手を出してしまうと、本当に重要な部分が見えなくなるんですよね。今日はその話を、一緒に考えてみましょう!
データは全部大事?いや、そんなことないですよ
たとえば、「クリック率」。これ、気にする人多いですよね。「クリック率が低いから改善しなきゃ!」って。でも、実際にはそんなに重要じゃない場合もあるんです。
例を挙げると…
こんな状況を想像してください
- A広告:検索結果の1位に表示、クリック率2%
- B広告:検索結果の5位に表示、クリック率1%
さて、どっちが良い広告だと思いますか?
正解は……「どっちとも言えない」です。
だって、表示される場所が違うから単純には比べられません。1位ならクリック率が高いのは当たり前だし、5位で1%取れているならむしろ健闘しているかもしれません。
だから、クリック率の「絶対値」にこだわりすぎないことが大事。数字を見るときは、「これが結果にどう影響するのか?」をしっかり考えましょう。
時間をかけるべきは、インパクトが大きいところ
時間って限られてますよね。すべての数字を追いかけていると、あっという間に1日が終わっちゃいます。だからこそ、成果につながる部分だけに集中しましょう。
クリック率 vs 成約率
たとえば、クリック率を5%から6%に改善するとどうなるでしょう?
- 現状:月10,000回表示 × 5% = 500クリック → 成約率1%で5人集客
- 改善後:月10,000回表示 × 6% = 600クリック → 成約率1%で6人集客
頑張っても月に1人増えるだけ。正直、労力に見合わないですよね。
一方、成約率を改善するとどうでしょう?
- 現状:500クリック × 成約率1% = 5人集客
- 改善後:500クリック × 成約率2% = 10人集客
クリック数は同じでも、成約率が2倍になれば成果も倍!こうやって、どこに時間を使うべきかが明確になってきますよね。
PVの多さに振り回されないで
ここでちょっと私の話をさせてください。
以前、ブログで今流行っているアニメについての記事を書いたことがあるんです。それが予想外に読まれて、PVが爆伸び!「やった、この記事が一番人気だ!」って一瞬喜んだんですが……。
よくよく考えると、その記事を読んでいるのは本来のターゲット層じゃないんですよ。経営者ではなく、ただそのアニメで検索してきた人たち。
これ、結局は「ノイズ」にしかならなかったんですよね。データもブレるし、広告の精度も下がる。だからすぐに「no index」にして、検索結果から外しました。
PV数やSEOの順位は手段でしかありません。本来の目的である「売上や集客」につながらないなら、それはただの自己満足です。
時間をどう使うか、一緒に考えましょう
ついつい目立つ数字を追いかけたくなる気持ち、すごくわかります。でも、それに振り回されると肝心の成果が出なくなるんですよね。
ここで、次の3つを意識してみてください
- 1. 結果に直結する数字だけを見る
クリック率や直帰率など、影響の小さい数字に執着しない。
- 2. ノイズを切り捨てる勇気を持つ
ゴールに関係ないアクセスやデータは思い切って排除。
- 3. 「こうしたい」ではなく「こうすべき」に従う
願望ではなく、冷静な分析で現実的な行動を選ぶ。
まとめ
すべてに手を出そうとすると、結果的に何も進まなくなります。でも、インパクトが大きい部分だけに集中すると、少ない労力で大きな成果が得られます。
「これでいいのかな?」と迷ったら、まずは一歩立ち止まって考えてみてください。「どの数字が結果に繋がるか?」を意識して動くだけで、仕事の効率も成果もグッと上がりますよ!
遠回りせず、効率よく成果を出していきましょう!
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