どうも、岩崎です。
今日は「Google広告をどうやって飲食店にうまく活用したか」について話していきたいと思います。
これは私が埼玉県でお店をオープンした際の経験談なんですが、同じような課題に直面している方に参考になる部分があると思います。
開店からの課題と試行錯誤
新しく埼玉県でお店を構えた際、居抜き物件を活用して、初期投資を抑えつつスタートしました。近隣に飲食店も多く、「自然にお客さんも増えてくるだろう」と期待していたんですが、実際には想像していたようにはならなかったんですね。
どんなお店だったか?
席数は30席で、ランチタイムは客単価@1000円で、ディナーの客単価は@4000円程度でした。それぞれ3回転ほどする居酒屋でした。至って普通のお店です。
「これはもっと戦略的に集客しなければ」と思い、地域の飲食店オーナーと情報を共有して、トレンドやニーズを把握するところから始めました。お客さんはサラリーマン(中年男性)を理想のお客さんという設定でやっていたんですけど、予約してくれるお客さんは女性や家族が多かったんです。
そして、昼と夜の客層が違うことにも気づき、看板やメニュー、ホームページなどを女性が好むようなデザインに刷新するなどして、コンセプトを設定しなおしていきました。
そうしてようやく「コンセプトは固まってきた」と思っていた頃、ふと「より効果的に認知を広げる方法はないか」と思い立ったんですね。
Google広告キャンペーンを発見
そんな中で、たまたまGoogle広告のキャンペーンを見かけたんです。もちろん、駅前でのチラシ配りもやっていましたし、ホットペッパーグルメはもちろん、食べチョクやヒトサラにも掲載していました。
普段なら見過ごしてしまうところを、今回は「ちょっと試してみようかな」と思い、調べてみました。
Google広告にはさまざまな形式がありますが、自分の強みを活かした方が効果が出やすい。そこで私は「写真が得意」という点を活かして、ディスプレイ広告を選んだんです。
よくディスプレイ広告はお金の無駄だと言われる形式ではありますが、写真で視覚的に訴えることで、お客さんの目に留まりやすくしようと考えました。とにかく認知だ!って感じです。
広告形式の選び方と戦略
この広告形式の選び方はとても重要なんですね。
私のように写真が得意ならディスプレイ広告が良い選択肢になると思いますが、もし文章が得意であれば、検索連動型広告(リスティング広告)が向いているでしょう。
例えば、「居酒屋 おすすめ」「埼玉 ディナー」といった具体的なキーワードでお客さんの検索に応えるわけです。この検索連動型広告は、すでに来店を考えている層にリーチしやすく、予約にもつながりやすいですね。
また、動画が得意な方であれば、YouTubeでの動画広告もおすすめです。
最初の5秒でお店の特徴をしっかり伝えられれば、興味を持ってもらうチャンスが広がります。このように、自分の得意分野を活かした広告形式を選ぶことが大事なんですね。
意外と多いのが、不得意な事を無理にやってしまう人って意外と多いんですよね。私も同じですが、文章が苦手なのに、何日もかけて文章を作るってなかなかしんどいんです。
Google広告の強みと実際の効果
Google広告の最大の強みは、ターゲット設定の精度が非常に高いことです。
年齢、性別、地域、関心分野といった条件を細かく設定できるので、理想のお客さんにピンポイントで届きやすくなるんですね。
そして、リアルタイムでクリック率やコンバージョン率も確認できるので、効果がなければ内容を見直して改善していくことができます。
広告を使って少しずつ工夫を重ねた結果、最初は苦戦していたお店も「このお店って何だか楽しそう」と思ってもらえるようになり、次第に理想的なお客さんからも選ばれるようになりました。
逆に想定していないお客さんは来ませんし、ラクレットチーズが好きなお客さんばかりがやってくるので、メインの料理もガンガン出ました。これは嬉しい事ですよね?
次のステップに進むために
Google広告をうまく活用することで、お店だけでなく、事務所やビジネスにも良い効果が期待できると思います。ターゲットに合った広告を「楽に続けられる」方法で運用するのがコツです。
次回は、Google広告のメリットとデメリットについてもお話ししたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
ではまた!
いわさき写真教室をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。