読まれないのは文章力のせいじゃない。“構成”が9割だった話

どうも、岩崎です。

「やっぱ自分、文章書くの向いてないかも…」って思ったこと、ありませんか?

私はあります。というか昔は、めちゃくちゃありました。

でもね、ある時に気づいたんです。

「文章が読まれないのって、文章力の問題じゃないな」って。

じゃあ、何が足りなかったのか?

答えは、“構成力”でした。

書けない原因は「構成が見えてない」だけかも

たとえば、写真撮るときもそうなんですけど、ただシャッターを切ってるだけじゃ「伝わる写真」にはならないですよね。

「何を伝えたいのか?」がハッキリしていて、そのうえで構図やタイミングを考えるから、見る人の心に残るわけで。

文章もまったく同じです。

伝えたいことが頭の中にあっても、それを“どんな順番で出すか”を間違えると、どんなに良いことを書いていても、読まれないんですよね。

読まれる文章に必要な3つの“流れ”

結論から言うと、読まれる文章にはだいたい共通する「流れ」があります。

それは、

  1. 興味を引く書き出し
  2. 共感を得るエピソードや背景
  3. 読者の悩みにリンクする問題提起
  4. 解決のヒントや視点の提供
  5. 「読んでよかった」と感じさせるまとめ

この流れを意識するだけで、ぐっと読まれやすくなるんです。

「いや、それっていわゆるライティングのテンプレじゃないの?」って思った方。

はい、そうです(笑)

でも、テンプレって「誰でも再現できる」っていう意味で、めちゃくちゃ強いんですよ。

文章が苦手でも、構成を作れば進む

私が文章を書くときも、最初に「何を伝えるか」よりも、「どういう順番で出すか」を考えるようにしています。

するとね、不思議と書くスピードも上がるし、読まれる率も上がるんです。

書けない時って、大抵「構成」が頭の中で整理できてないだけ。

逆に言えば、構成がハマれば、多少表現が拙くてもちゃんと伝わる。

文章って、“うまく書く”よりも“わかりやすく伝える”方が大事なんですよね。

構成を味方につけると、言葉が届く

私は文章が特別うまいとは思ってません。

でも「読まれた」「共感された」と言ってもらえることが多いのは、「構成で届ける意識」を持っているからかもしれません。

なんなら、写真もそうじゃないですか?

うまい下手じゃなくて、「この人の写真、なんか気になる」って思われるのって、構図とか流れの中に意味があるからで。

だからこそ、「伝えたいことがあるけど、うまく書けない」と思った時は、構成を見直してみてください。

たったそれだけで、読み手の反応はガラッと変わるはずです。

ではまた。


P.S.

最近は「文章がうまくなりたい」という相談より、「読まれる文章ってどうすれば書けますか?」って聞かれることの方が増えました。

文章って、上手に書こうとすると逆に伝わらなくなるんですよね。

「一文一文」じゃなくて、「全体の流れ」を意識すると、読み手との距離がぐっと近くなりますよ。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。