どうも岩崎です。
そもそも「自分らしさ」って、みんな一度は考えたことがあるテーマだと思います。
最近だと、SNSや自己啓発系の話題で「自分らしく生きよう」とか「あなたの個性を大切に」なんて言葉をよく目にしますよね。
でも、それって具体的に何を指しているのか、意外と曖昧なまま使われていることが多いんです。
自分らしさ=「自分の好みや価値観」だけ?
例えば、「自分らしさ」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、自分の好きなことや価値観、普段の言動、ライフスタイルなどだと思います。
- 趣味や特技
- 自分の考え方や生き方
- 日常の習慣や行動
これらは確かに「自分らしさ」の一部ではあります。でも、ここで気をつけたいのは、これが「ただの自己満足」で終わる危険性があるということです。
SNSで「今日はこんなランチを食べました」「週末はこういう趣味を楽しみました」と投稿して、それを「自分らしさ」とする人がいます。でも、これだけではフォロワーにとって単なる日記に過ぎないことが多いんです。悪いことではないけれど、集客やビジネスには結びつきにくい。
自分らしさ=「他者にどう見えるか」
一方で、「自分らしさ」を「他人からどう見られるか」という観点で考える人もいます。
たとえば
- 「私ってこんな個性的でしょ?」
- 「こんなライフスタイル、憧れるでしょ?」
- 「ありのままの私を見てほしい」
こういうアピールは、確かに目を引きます。特にSNSでは「いいね!」がつきやすいので、つい続けてしまう人も多いですよね。でも、これもまた危ういんです。なぜなら「憧れる」ことと「行動したい」と思わせることは別だから。
人が行動を起こすきっかけは、ただ憧れるだけではなく、自分にとってその情報や人が「役立つ」と感じるかどうかです。
自分らしさの本質とは?
ここで、私が思う「自分らしさの本質」をお伝えします。それは、「自分の価値を他人の役に立てられる形で表現すること」です。
ただ「自分はこんな人間だ」と自己主張するだけでは、誰かの心に刺さることは難しい。でも、その個性や特性が「誰かの悩みを解決したり、人生を良い方向に変えたり」する具体的な価値として伝わると、話はまったく変わります。
自分らしさを活かした成功例
例えば、あなたがパーソナルトレーナーだとしましょう。
ただ「私は筋トレが得意です」だけでは、他のトレーナーとの差別化にはなりません。でも、「私は、運動が苦手な初心者でも3ヶ月で筋トレを習慣化できる方法を提案します」と伝えたらどうでしょう?
このように、自分らしさを「他者にとっての価値」として表現できれば、それは自然とビジネスや集客につながります。
自分らしさを武器に変える方法
1. 自分の特徴を整理する
自分が得意なこと、好きなこと、価値観を改めて書き出してみましょう。
「こんな風に考えるのは自分だけかも」という小さな特徴でもOKです。
2. お客さんの悩みとつなげる
その特徴が、誰のどんな悩みや課題を解決できるのかを考えます。
「私らしさ」がそのまま「相手の価値」になる部分を見つけてみてください。
3. 具体的な未来を想像させる
自分らしさが相手にとってどんな未来をもたらすのかを伝えます。
たとえば、「このサービスを使うことで、こんな結果が出ました」という実績やストーリーを組み合わせるのがおすすめです。
自分らしさを押し付けるのではなく、役立てる
「自分らしさ」は確かに大切です。でも、それがただの「自己満足」になってしまってはもったいない。お客さんの視点に立ち、その自分らしさを「どう活かすか」「どう役立てるか」を考えるだけで、結果は大きく変わります。
これから何かを発信する際は、「この投稿はお客さんにどんな価値を提供するだろう?」と一度考えてみてください。それだけで、あなたの「自分らしさ」は、ただの個性ではなく「武器」になりますよ。
ではまた!
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