どうも岩崎です。
SIH国際ビジネスコンテスト2025のアート部門にて、 私の作品「Furoshiki Art Gift Project」が第一位を受賞しました。
作品タイトルは「ラッピング風呂敷―人と未来を結ぶ文化の創出―」。 ただの布ではなく、想いを包むアートです。

金魚が持つ「人を止める力」
この作品の主役は金魚です。 光を反射しながらゆらめく姿には、不思議と人の足を止める魅力があります。
金魚は中国発祥ではありますが、日本の文化としても深く根付いています。 祭りの屋台や庭の池、夏の風鈴。 そのどれもが「情緒」を象徴する存在として、私たちの記憶に残っています。
だからこそ、金魚は懐かしさと新しさを同時に持つ不思議な生き物なんです。
写真に価値があるのではなく、「活用」に価値がある
私は写真そのものに絶対的な価値があるとは思っていません。 どんなに美しい写真も、使われなければ情報で終わってしまう。
大切なのは、どう活かすかです。
誰でも写真を撮れる時代だからこそ、 写真を使う側のデザインが、これからの価値になると思っています。
風呂敷という文化の再設計
この作品では、金魚の写真をプリントした風呂敷を制作しました。 使い捨てではなく、再利用をテーマにしたものです。
素材には、リサイクルポリエステルを使用。 一度溶解処理されたポリエステルを再び生地として再生した、サステナブルな布です。
ビニール袋や紙袋のように「捨てる文化」ではなく、 何度でも使える「活かす文化」を、アートの力で提案したいと思いました。
風呂敷を売るのではなく、文化を伝える
この風呂敷を販売したいわけではありません。 一枚の布が、どんな想いを包めるかを見せたかったんです。
包むという行為には、思いやりや敬意、そして未来への信頼が込められています。 風呂敷は、単なる道具ではなく文化のメディアなんです。
アートは、社会を包むデザイン
この受賞は、作品としての終着点ではなく、スタートラインです。
「金魚風呂敷プロジェクト」は、 アートを通じて再利用・再価値化の意識を広げる取り組みとして、 教育・企業・地域など、さまざまな現場での活用を構想しています。
これからも、美しさを伝えることだけでなく、 美しさの意味をつくることに挑戦していきたいと思います。
P.S.
本選での受賞は本当にうれしい出来事でしたが、 それ以上に文化が生き返る瞬間を会場で感じられたことが何よりの財産です。 応援してくださった皆さん、心からありがとうございました。
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