どうも、岩崎です。
「マルチタスクが効率を下げる」とはよく言われる話ですよね。
でも、実際にやってしまうんです。例えば、パソコンで資料を作りながらスマホでLINEをチェック、さらにBGM代わりにYouTubeを流している。
一見、全部同時進行できているように思えるんですが、終わった後に「結局、何もちゃんと終わってないじゃん」となることが多い。
じゃあ、なぜこうなってしまうのか? そして、どうすればもっとスムーズに仕事を進められるのか? 今日はこの話をしていきます。

マルチタスクが「仕事を遅くする」ワケ
「マルチタスクって効率良さそう」と思う人もいるかもしれません。
でも、脳は一度に複数のことを並行して処理するのが苦手なんですよね。
例えば、「Aの作業」と「Bの作業」を同時にやろうとすると、脳は実際にはAとBを高速で切り替えているだけ。だから、その切り替えにエネルギーを消耗してしまう。
カリフォルニア大学の研究によると、一度作業を中断すると、元の集中力を取り戻すのに平均23分かかるそうです。
これってつまり、仕事を進めてるつもりが、逆に時間を無駄にしてる可能性があるってこと。
シングルタスクで「仕事の質」を上げる
じゃあどうすればいいのか?
答えはシンプル。一度に一つのことだけをやる「シングルタスク」を意識することです。
シングルタスクのメリットは3つあります。
- 集中力が長く続く
余計な情報が入ってこないので、脳のリソースを無駄遣いしない。 - 作業スピードが上がる
タスクの切り替えがない分、作業をスムーズに終えられる。 - 疲れにくい
余計なエネルギーを消費しないので、仕事の後も頭がスッキリ。
例えば、私の場合、記事を書くときはスマホを別の部屋に置いて、パソコンの通知もすべてオフにします。
30分間だけ「記事を書くこと」だけに集中し、それが終わったら5分休憩。このサイクルを繰り返すだけで、作業効率がグッと上がるんですよ。
シングルタスクを習慣化する方法
「やったほうがいいのは分かるけど、つい他のことをしちゃう…」という人向けに、シングルタスクを習慣にするコツを紹介します。
1. 作業時間を決める
例えば、「メールチェックは午前11時と午後3時だけ」と決める。
こうすることで、ダラダラとメールを開いてしまう時間を減らせます。
2. 環境を整える
通知音やポップアップが出ると、どうしても気になってしまうので、スマホの通知をオフにしたり、作業に関係のないタブは閉じる。
集中しやすい環境を作るのがポイントです。
3. タスクを細かく分ける
例えば、「プレゼン資料を作る」という大きなタスクではなく、
- スライドの構成を考える
- 1枚目のスライドを作る
- グラフを追加する
みたいに、細かく分けると取りかかりやすくなります。
まとめ
結局、マルチタスクは「やってる気がする」だけで、実際の効率は下がっていることが多いんですよね。
「仕事が終わらない」「やることが多すぎてパンクしそう」という人ほど、シングルタスクを試してみてほしい。
まずは今日、「ひとつの作業に集中する時間」を作るところからやってみましょう。
ではまた。
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