脳の「神経細胞」、実は寝てる間にリセットされてた話

どうも、岩崎です。

「最近、物忘れが増えたな〜」とか

「集中しようとしても、なんか頭がぼんやりしてるな…」

そんな日、ありませんか?

それ、もしかすると脳がリセットされてないまま働かされてるのかもしれません。

今日お伝えするのは、

「睡眠中に脳の神経細胞がリセットされてる」って話。

しかも、海馬の中でもこれまであまり注目されてこなかったCA2という領域だったんです。

 

これを明らかにしたのが、コーネル大学の研究チーム

マウスの海馬に電極を埋めて、学習時と睡眠時の脳活動を細かく追いかけたそうです。

海馬っていうのは、記憶を司る脳の中枢ですよね。

その中には、CA1、CA2、CA3という3つの領域があるんですが、

これまでCA1やCA3の役割はある程度分かってたんです。

でもCA2だけは「謎が多い」って言われてて。

 

で、今回判明したのが…

CA2は、記憶を処理し終えた神経細胞を「はい、じゃあ一旦リセットね」と整えてくれる役割をしていたということ。

言い換えれば、

日中フル稼働した記憶の回路を、夜の間にもう一度新品の状態に戻してるんですね。

これ、めちゃくちゃ重要な話で。

 

つまり、睡眠不足の状態で働いているってことは、

記憶を上書きしたまま、メモリ掃除もせずに再起動しないPCを延々と使ってるようなもの。

そりゃあ、フリーズしますよ。そりゃあ、忘れっぽくもなりますよ。

 

で、面白いのが、この発見が今後認知症やトラウマ治療への応用にもつながる可能性があるってこと。

記憶がうまく整理されない、

過去のつらい出来事が上書きされずに残っている…

そんな状態にある脳の中で、リセット機能が働く仕組みを応援できたら、

もっと自然に、心と脳の回復ができるかもしれない。

 

これってもう、ただの「睡眠は大事」って話じゃないですよね。

寝ないと、脳が壊れるレベルの話です。

 

私も夜型人間だった時期はあります。

でも、ある時から「昼にミスが増える」「言葉が出てこない」ってなって、

睡眠時間を見直したんですよ。

そしたら、パフォーマンスが全然違った。

なんかこう、脳の透明度が違う感じがしたんですよね。

 

なので、結論としては…

寝ましょう。毎日、ちゃんと。

それだけです。

あなたの記憶も、集中力も、冷静さも、

ぜんぶ「リセット済み」の神経細胞が支えてるんだってことを、

ちょっとだけ意識してみてください。

 

P.S.

私の寝る前の習慣は、スマホじゃなくて読書。

紙の本を読むと、だいたい3ページくらいで意識が飛びます(笑)

それが一番、脳にはちょうどいいリセット信号みたいです。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。