よく眠れないと、脳の配線がつながらないって本当?仕事と睡眠の意外な関係

どうも、岩崎です。

たぶん誰でも一度は経験あると思うんですよね。

寝不足でフラフラになって、ようやく布団に入った瞬間、ストンと気絶みたいに眠りに落ちる。

で、翌朝は「うわ、久しぶりにぐっすり寝たわ〜」ってなるやつ。

これって感覚的にはよくあることなんですけど、

最近の研究でこの現象、ちゃんと脳の仕組みで説明できるよってことがわかってきたそうなんです。

キーワードはシナプス。

シナプスって、脳の中のつながりのこと

ちょっとだけ説明すると、

シナプスっていうのは脳の神経と神経をつなぐ接続ポイントのこと。

いわば、情報の受け渡しをする中継地点。

このシナプスの強さ、つまりつながりの強さが、

学習や記憶に関係していることは以前から知られていたんですが、

今回の研究では、それが睡眠の深さにも関係しているとわかったんです。

脳のネットワークが強いと、睡眠の質も上がる

筑波大学や東大などの研究グループが、

マウスの脳の一部を使って、シナプスをわざと強くする実験を行ったところ、

そのマウスたちは、深くて長い睡眠をとるようになったそうです。

しかも、脳波も「これは深く寝てるな」という反応をしていた。

つまり、脳のネットワークがしっかりしていると、よく眠れる。

そしてよく眠れると、そのネットワークがまた強くなる。

よく働く脳は、よく眠れる脳。

よく眠れる脳は、よく働く脳。

もう完全にループですよね。

写真で例えるなら、SDカードとバッテリーの関係かも

写真で言うなら、SDカードがちゃんと認識されるのも、

バッテリーが安定してるから。

バッテリーが弱いと、記録もうまくできない。

でも電源がちゃんと入っていれば、保存もできるし安心して撮れる。

脳もこれと似ていて、しっかり眠ってリセットされていると、

記憶も定着しやすくなるし、次の日の思考の回転も早い。

忙しくて寝られないは、仕事の効率を落としてるかも

ここが今回一番伝えたいところなんですけど、

「睡眠不足のまま仕事する」って、もうそれだけで損してるんですよね。

たとえば徹夜で資料を作ったときって、

やけに時間がかかるし、あとで見返すとミスも多い。

それって、集中力が落ちてるんじゃなくて、

脳の配線がつながってない状態で無理やり動かしてる感じなんです。

逆に、しっかり眠れていると、過去の知識もスッと引き出せて、

「これ前にやったやつだな」とか、「こっちの方が早いな」とかがすぐ判断できる。

つまり、仕事のスピードも質も、ぜんぶ睡眠に左右されるってこと。

P.S.

昔の私は、寝る時間を削って働くのが努力だと思ってたタイプでした。

でも今は、「どれだけ気持ちよく寝られるか」が仕事の質に直結してると思ってます。

よく眠ることって、サボってるんじゃなくて、

明日のためのちゃんとした準備なんですよね。

やる気が出ない日が続いてるなら、

それは気合いの問題じゃなくて、シナプスが疲れてるだけかもしれません。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。