どうも、岩崎です。
最近、面白い研究結果を見つけまして。
それが、「育児モードのスイッチは、性格じゃなくて体の仕組みで決まってる」って話なんです。
赤ちゃんが生まれたら、
夜中でもすぐ起きてミルクをあげて、泣いたらすぐ対応して…
お母さんってほんとすごいなって思いますよね。
でも、そのすごさって、どうやら気合いや母性だけで成り立ってるわけじゃないみたいなんです。
ちゃんとスイッチがあって、それが「体を動かすこと」で入るという研究報告があったんですね。

育児スイッチの正体は「SOD3」っていう物質
詳しく話すと、
「SOD3(エスオーディースリー)」っていう物質が、妊娠中の体の中で出てくるんです。
で、このSOD3が、お母さんのお世話スイッチを入れる手伝いをしている。
実際にこのSOD3が足りないと、
産後のお世話行動がガクッと減ることがマウスの実験でも確認されていて、
その分、必要なホルモンもちゃんと出なくなっちゃうらしいんです。
つまり、気持ちだけじゃどうにもならない状態になる。
これ、写真で言うと「バッテリーのないカメラ」みたいなもの。
どれだけいいカメラでも、電源が入ってなかったら何も撮れませんよね。
心がけよりも、まず動くための仕組みが整ってるかどうか、が大事だったりするんです。
で、このSOD3ってどうやったら増えるの?
ここがポイントなんですけど、
SOD3って、軽く体を動かすだけで増えるらしいんです。
散歩でもいいし、妊婦さん向けのヨガとか水中運動でもいい。
ちょっと体を動かすだけで、「育児の準備」が体の中で進んでいく。
これはなかなかすごい話ですよね。
そして、ここからが本題なんですけど…
これ、実は仕事にもそのまま当てはまるんじゃないかって話
「体を動かすと、スイッチが入る」
これって育児だけじゃなくて、仕事でも同じことが起きてる気がしませんか?
たとえば朝からずっと座りっぱなしで、なんか頭がボーッとするとき。
気持ちの問題かと思ったら、5分だけ歩いたらスッキリした、って経験。
あるいは、「やる気が出ない」と思ってたのに、
椅子から立って場所を変えたら、急にスイッチが入ったり。
これ、まさに「身体を動かすと頭が動き出す」ってことなんですよね。
仕事の集中力も、気合とか根性じゃなくて、
体の状態とセットで整えることで、スイッチが入る。
小さなリズムで、自分のコンディションを整える
だから最近は、「行き詰まったら動く」っていう習慣が大事だなと思っていて、
私自身も、作業が煮詰まったらコーヒーを入れに行ったり、
撮影の合間にカメラを持って散歩することがあるんです。
レンズだって、ちょっとホコリを拭くだけで
クリアに見えるようになるじゃないですか。
それと一緒で、人間も、ちょっとした動きで視界が変わるんですよね。
P.S.
今回の「SOD3」の話は、
育児に限らず、自分の体をどう整えるかっていう話にもつながってると思いました。
がんばろうとする前に、まずは自分のスイッチを入れておく。
そうすると、自然と動けるようになって、結果的にやることも進む。
子育ても、仕事も、写真も。
結局は「準備」と「整えること」がすごく大事なんですよね。
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