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「高いシステム導入=失敗」の落とし穴 なぜ誰も使わなくなるのか?

どうも岩崎です。

カメラを買ったはいいけど、結局スマホでしか撮ってないって人、けっこう多いですよね。

一眼レフやミラーレスの操作が難しいとか、設定がよくわからないって理由で、ほこりをかぶってる人も多いと思います。

でもこれ、実はシステム導入の現場でも同じことが起きてるんですよね。

ということで、今回は「高いシステム導入=失敗」になってしまう理由について、私なりの視点でお話しします。

高いシステムほど“使われなくなる”理由

システム導入って、つい機能が多くて高性能なものを選びがちなんですよ。

でも、現場の人がその機能を必要としているとは限らないし、そもそも複雑で扱えないケースが多い。

飲食店で例えると、高性能なPOSレジを入れても、パートさんが「操作が難しくて前のレジの方がよかった」ってなるようなもの。

つまり、機能が多ければ良いわけじゃなくて、「現場で自然に使えるか?」の方がよっぽど大事なんです。

なぜ“高ければ正解”と思ってしまうのか?

理由の一つは「投資=価値がある」という思い込み。

高いお金を出して導入したんだから、それだけの価値があるはずって信じたくなるんですよね。

でも、実際は現場とのすり合わせができてなかったり、導入後の運用設計が甘かったりで、誰も使わなくなる。

よくあるのが、導入直後だけちょっと使って、半年後には結局エクセル管理に戻ってるパターン。

それって、高級カメラを買ったけど、やっぱりスマホで撮っちゃうのと似てますよね。

“避けられるシステム”の特徴

これはけっこうシンプルで、

  • ログインが面倒
  • 表示が見づらい
  • 操作が直感的じゃない
  • 入力に時間がかかる
  • 教育が追いついていない

こういうのって、「ちょっと面倒だな…」が積み重なって、使わなくなるんですよ。

「せっかく導入したのに…」って後から悩むより、最初の段階で“使われるか?”をちゃんと考えるのが大事です。

システム選びのコツは“現場目線”

結局のところ、

「これ、実際に現場の人が使ってみてどう感じるか?」って視点が抜けると、高かろうが失敗します。

たとえば、操作に慣れてないスタッフにテスト導入してみるとか、最初から小さく始めてフィードバックをもらうとか。

現場のリアルな声を拾って、それに合うものを選ぶ方が、よっぽど“生きた投資”になります。

高いものを選ぶ前に考えてほしいこと

結局、どんなに高性能なシステムでも、現場が「めんどくさい」と感じたら終わりなんです。

カメラも仕事のツールも、「買って満足」じゃなくて、「使い続けられること」が一番大事。

だから、導入前には“実際に使う人”の声をちゃんと聞いて、

「これなら私たちでも使える」って思えるものを選ぶ。

これが結果として一番コスパが高いし、続けられる仕組みになるんですよね。

ではまた。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。