境界線を越えろ!トンネル効果で現状突破するビジネス戦略

どうも岩崎です。

最近、とある知人が「もう限界かも」と言ってビジネスの撤退を考えていたんですけど、
その後、不思議なくらい状況が変わって、今では「まさかここから突破できるとは…」と驚いています。

この話、ちょっと「量子力学のトンネル効果」みたいだなと思ったんです。

というのも、このトンネル効果って、「エネルギー的に越えられないはずの壁を、粒子がすり抜ける」という現象なんですね。

本来なら超えられないはずの障壁が、なぜか越えられる。

普通の感覚では「ムリでしょ」と思うようなことが、ある条件を満たすと、
すーっと向こう側に抜けてしまう。

今回は、この「トンネル効果」から、現状突破のための考え方についてお話ししたいと思います。

現実には「通り抜けられる壁」がある

たとえば、広告を出しても全然反応がなかったのに、
タイトルを一言変えただけで問い合わせが一気に増えた、とか。

イベントをやっても集客できなかったのに、
日時を30分ズラしただけで人が集まり出した、とか。

「そんなことで?」って思うようなことで、急にうまくいく。

これって、いろんな意味で「物理法則に従っているな」と感じるんですよね。

トンネル効果ってなに?

ちょっとだけ物理の話をします。

量子力学の「トンネル効果」は、粒子が「壁をすり抜ける」ように見える現象です。

古典力学的には「この壁の向こうには絶対に行けない」ってなってるのに、
量子的な視点だと「ごくわずかな確率で壁を越えて出現する」ことがある。

これ、電子顕微鏡や半導体、あるいは原子核融合とか、
実際の技術でも応用されていて、ちゃんと起こっていることなんです。

ポイントは、小さな存在でも、繰り返し壁にぶつかっていることで、一定確率で通り抜けるということ。

ビジネスでも似ていると思いませんか?

行動が「確率」を上げる

「毎日投稿しても、反応ゼロです」とか、よく聞きます。

でも、それって反応がゼロじゃなくて、“まだ確率が低い”だけなんですよね。

1%以下の確率でしか届かないとしても、
100回行動すれば1回は届く可能性がある。

トンネル効果的に言えば、壁にぶつかる回数が多いほど、
すり抜ける確率が高くなるということ。

大きな壁を前にして、いきなり通り抜けようとせず、
確率を上げる行動を、粛々と続けるというのが、意外と一番確実だったりします。

別の入り口を探してみる

トンネル効果の比喩でいうと、「正面突破」だけが方法じゃないということ。

情報発信でも、営業でも、
Aという媒体で届かないなら、Bという媒体で
あるいは「写真をメインにしてみる」とか「時間帯を変える」とか、

ほんの少し違う角度からアプローチすることで、
意外とあっさり突破できたりする。

壁を「押す」ことしか考えてないと、気づけないルートって、たくさんあるんですよね。

「ムリに見えること」こそ、小さな挑戦が効く

そしてもうひとつ大事なのは、
「今の自分じゃ無理だ」と思うような挑戦ほど、
実は、小さな行動の積み重ねで抜け道が現れることがあるってことです。

最初から「壁が厚すぎるからやらない」って思っちゃうと、
そもそも確率がゼロになっちゃう。

でも、トンネル効果的な考え方を取り入れれば、
「確率ゼロではない」ことに賭けられる。

で、何回かぶつかっているうちに、いつの間にか越えている。

壁の向こうにいる人と、つながるには

ビジネスでも人生でも、
「どうしても届かない人」とか「なかなかうまくいかない壁」ってありますよね。

でも、そこでやめるのではなく、

  • 行動の頻度で確率を上げる
  • アプローチの角度を変える
  • 正面突破だけでなく、すり抜けを考える

という視点を持つことで、突破の道が見えてくる。

最初から「ムリ」と決めつけず、
「もしかしたら通り抜けられるかも」と思い続けられる人が、
いつの間にか向こう側にいるんですよね。

それでは!

P.S.
最近、帰りの電車で爆睡して、気づいたら1駅乗り過ごしてました。

慌てて降りて逆方向に乗り換えたんですが、なんか「ちょっと戻っただけでちゃんと進める」ってのが、今の仕事にも似てるなと。

遠回りした気がしても、目的地を見失わなければ大丈夫ですね。


いわさき写真教室をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。