どうも、岩崎です。
最近、Web広告についての相談が増えてきました。「いろんな種類があってどれを選べばいいかわからない」「試してみたけど効果がいまいち」といった声をよく耳にします。確かに広告の種類も増え続けていますし、間違った選択をすると、効果が出ないどころかお金をドブに捨ててしまうような結果にもなりかねません。
今回は、そんな迷える経営者や個人事業主の方に向けて、「Web広告の種類と選び方」についてわかりやすくお話しします。実際に何を基準に広告を選べばいいのか、一緒に考えていきましょう。
そもそもWeb広告ってどんな種類があるの?
Web広告って一口に言っても、いろいろな種類があります。簡単に説明すると、以下のようなものが主流です。
1. リスティング広告
GoogleやYahoo!の検索結果ページに表示される広告です。たとえば、「居酒屋 新宿」「ダイエット サプリ おすすめ」みたいな検索をしたときに上や下に表示される広告、ありますよね。これがリスティング広告。検索意図が明確なお客さんにアプローチできるので、コンバージョン率が高いのが特徴です。
2. ディスプレイ広告
Webサイトのバナー広告や画像広告です。よく、「あれ、この前見た商品が広告に出てきた!」なんて経験ないですか?それがディスプレイ広告。視覚的にインパクトを与えることができるので、認知度を上げたいときに便利です。
3. SNS広告
Instagram、Facebook、TikTokなどのSNS上で表示される広告です。ユーザーの年齢や性別、興味関心に合わせたターゲティングが可能なので、感覚的な購買を促す商品やサービスに向いています。
4. 動画広告
YouTubeやTikTokの動画広告です。商品の使い方や魅力をわかりやすく伝えることができるので、短時間でお客さんに印象を残したいときに効果的。たとえば、化粧品やガジェット系のプロモーションによく使われます。
5. アフィリエイト広告
成果報酬型の広告です。ブログやSNSで商品を紹介してもらい、購入や契約が発生したら報酬を支払う仕組み。初期費用を抑えたい方におすすめです。
じゃ、何を基準に広告を選べばいいの?
種類がわかったところで、「じゃあ自分にはどれが合うの?」という疑問が湧きますよね。ここで大事なのは、自分のビジネスの目的や状況に合った広告を選ぶことです。具体的には、以下のポイントを押さえると良いですよ。
1. 目的を明確にする
まずは「何を達成したいのか?」を明確にしましょう。
• 認知度を上げたい
→ ディスプレイ広告やSNS広告がおすすめ。幅広い層にアプローチしやすいです。
• 購入や問い合わせを増やしたい
→ リスティング広告や動画広告が効果的です。行動を促す効果が期待できます。
• コストを抑えたい
→ アフィリエイト広告。成果報酬型なので、無駄なコストをかけずに済みます。
2. ターゲットを具体的に設定する
次に、「誰に広告を見てもらいたいのか?」をはっきりさせることが重要です。
たとえば、20代の女性に向けて新しいコスメを売りたいなら、Instagram広告がぴったり。一方、40代男性向けにビジネス書を売るなら、Facebook広告のほうが効果的です。年齢、性別、興味関心、地域など、できるだけ具体的に絞り込みましょう。
3. 予算とリソースを考える
どんなに効果的な広告でも、予算オーバーになっては意味がありません。小さなビジネスほど、少ない予算で効果を出せる広告を選ぶことが重要です。
• 低予算で始めたい
SNS広告やアフィリエイト広告を試してみるのがおすすめです。テスト運用からスタートして、徐々に予算を増やすのが良いでしょう。
• 中〜高予算がある
リスティング広告やディスプレイ広告を活用して、認知度と売上をバランスよく伸ばす戦略を考えましょう。
4. 効果測定を忘れない
広告は出すだけではダメです。効果を測定し、改善を繰り返すことで、初めて成果が上がります。
たとえば、「この広告はクリック率が高いけど、成約率が低い」といったデータがあれば、どこを改善すればいいのかが見えてきます。必ずクリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)などの指標をチェックしてください。
実際にどう選ぶ?
飲食店の場合
目標:新規のお客さんを増やしたい
選択肢:リスティング広告やSNS広告
理由:地元で「ランチ 新宿」などの検索をする人にリスティング広告でアプローチ。また、Instagramで美味しそうな写真を投稿して興味を引くのも有効です。
パーソナルトレーナーの場合
目標:体験セッションの申し込みを増やしたい
選択肢:SNS広告や動画広告
理由:InstagramやYouTubeで、具体的なトレーニングの様子やお客様の声を動画で伝えることで信頼を得やすくなります。
オンラインショップの場合
目標:売上をアップさせたい
選択肢:ディスプレイ広告やリスティング広告
理由:ターゲット層が興味を持ちそうな商品を、サイトのバナー広告で訴求。検索意図に合った広告を出すことで購入につながりやすくなります。
まとめ
Web広告は種類も多く、選び方が難しいと感じるかもしれません。でも、ビジネスの目的やターゲットに合わせて正しく選べば、限られた予算でもしっかり効果を出すことができます。
「どの広告を選べばいいかわからない」という方は、まずは小さなテスト広告からスタートしてみましょう。データをもとに改善を重ねることで、成果は必ずついてきます。
それではまた!
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