どうも岩崎です。
この前、家族でドライブしてたとき、娘がふと「またあのシャチのやつ見たい」と言い出したんです。
最初は何のことかピンと来なかったんですが、よくよく聞くと、それ、2年前に一緒に行った水族館のシャチのショーのことでした。
正直びっくりしました。他の場所に行ったはずなのに、なぜかそのシャチだけは覚えてる。
「すごい水しぶきでびちょびちょになった」って笑いながら言ってましたけど、たぶん映像と体験で記憶に刻まれてたんでしょうね。

人の記憶に残るのは「情報」じゃなく「印象」です
ビジネスでもまったく同じで、数字やデータだけじゃ人は動きません。
特にLPや広告、セミナー、営業の場面では「数字で納得させよう」としがちですが、それよりもずっと大事なのは
「印象に残るかどうか」なんですよね。
たとえば、2倍の効果があります!という数字よりも、「○○さんが毎朝15分の習慣で-5kgを実現した」という具体的な映像イメージのほうが、人はずっと動きやすい。
これは脳科学的にも証明されていて、人は視覚情報を7割で判断し、感情の動きが記憶定着のトリガーになるからです。
記憶に残す3つの「見せ方」
私がよくやっているのは、次の3つです。
- ストーリーで伝える(ビフォーアフターや体験談で、感情移入させる)
- ビジュアルを徹底活用(写真・図解・アニメーションで視覚に残す)
- 体験型にする(例:ワークや質問で、自分ごとにしてもらう)
とくに最近は、スライド資料ひとつとっても、文字情報よりもどう見えるかが成果を左右しています。
つまり、「正しく伝える」より「印象に残す」が優先順位として上なんです。
あなたのLP・広告・セミナー、記憶に残ってますか?
ビジネスの勝敗を分けるのは、情報量じゃなく記憶残存率です。
「それ、なんか印象に残ってる」
そう思ってもらえるコンテンツは、必ずあとで検索されたり、指名されたりします。
ビジュアルマーケティングの本質もここにあります。
感情と視覚に残る設計ができていれば、たとえ数字が弱くても成果は出る。
逆に、どれだけスペックが高くても、印象に残らなければ選ばれません。
次にLPや広告、セミナー資料を作るときは、
「伝える」ではなく「残す」という視点で構成してみてください。
ではまた。
P.S.
ちなみにあのシャチのショー、私はほとんど記憶がなかったんですが…娘が動画を撮っていて、あとで見返したら「ああ、こんなんだったわ」って。人の記憶って、感情と結びついてるとやっぱり強烈ですね。
いわさき写真教室をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
