視覚の力で売上は変わる。ビジュアルマーケティング

どうも岩崎です。

この前、スーパーで「揚げ物が2個で20円引き」ってキャンペーンをやってたんですよ。

で、その横に、こんなポップがありました。

「同じ唐揚げでも、盛り付け方で売上が倍違います」

え?ほんとに?

唐揚げって、盛り付けとか関係なく売れるもんじゃないの?
と思ったんですけど、実際これ、めちゃくちゃ変わるんですよね。

これは飲食店だけじゃなくて、どんなビジネスでも同じです。

「見せ方で売上が変わる」

むしろ、
「見せ方で売上しか変わらない」って言ってもいいくらいです。

「中身が良ければ伝わる」は、ほぼ幻想

小さなお店や個人サロンほど、よくこう言います。

「いやいや、うちは中身で勝負してるんで」

その気持ち、めちゃくちゃわかります。

でも、冷静に考えてみてください。

「中身が良いかどうか」って、最初は誰にもわからないんですよ。

例えば初めて行く美容室。

カットが上手いかどうかは、実際に切ってもらわないとわかりません。

飲食店だってそう。

食べてみないと、美味しいかどうかはわからない。

だから、お客さんは「なんとなく良さそう」で選びます。

逆に言うと、
「なんとなく微妙」って思われたら、そこで終了です。

「選ばれる」のではなく「排除される」時代

今の時代って、選択肢が多すぎますよね。

だから、お客さんは「どれにしようかな」じゃなくて、
「これとこれは、違うな」って排除していってるんです。

スマホで情報を見てる時なんて、特にそう。

パッと見て、

「なんか古そうだな」とか、
「ちょっと不安だな」とか、

そう思われた時点で、もう候補から外されてます。

よくある「見せ方の失敗例」

例えば、飲食店のメニュー。

  • 3年前に撮った暗い写真をずっと使い続けてる
  • 写真がボケてる
  • 「自家製ハンバーグ」と書いてあるけど、美味しそうに見えない

これ、実際によくあります。

でも、お客さんは「じゃあ別の店にしよう」となります。

「最近お客さん減ったなぁ」って言ってる人は、
だいたいこういうところで損してることが多いです。

今日からできること

ここまで読んでいただいた方は、もう「見せ方が大事だ」ってことはわかってるはず。

でも、知ってるだけじゃ意味がないので、今から一緒にやってみましょう。

スマホを出してください。
今、あなたのお店の「メニュー写真」か「商品写真」か「店舗の外観」、どれでもOKです。

今の写真を見て、こう考えてください。

  • この写真、いつ撮ったやつ?
  • 今のお店の雰囲気と合ってる?
  • もしこれがライバル店の写真だったら、選ぶ?それとも外す?

……どうでしょう?

「あれ?」って思った方は、今すぐスマホで撮り直しましょう。

大丈夫。
最初から完璧じゃなくていいんです。

撮り直して、「今の写真」と「前の写真」を並べて比べてください。

たぶん、「おおっ」ってなるはず。

小規模店舗でもできる「見せ方改善チェックリスト」

チェックリストも用意しました。ぜひ参考にしてください。

  • 今の写真、いつ撮ったものですか?
    → 半年前ならアウト。スマホで撮り直しましょう。
  • 暗い写真になっていませんか?
    → スマホの露出をちょっと上げるだけでOK。
  • メニューやサービス紹介、余計なモノ写ってませんか?
    → 箸袋、背景のゴミ、無駄な小物はカット。
  • 人が写ってる場合、顔が暗くなっていませんか?
    → 笑顔がちゃんと見えるかチェック。
  • 「今営業してます感」出てますか?
    → 古い情報や古い看板は信用を落とします。

行動すれば変わる。

こういうのは、知識じゃなくて「手を動かす」ことが大事。

小さな行動でも、「やった人だけ」が次に進めます。

だからぜひ、今日やってみてください。

ではまた。

P.S.
ちなみに私は昨日、自分のデスク周りの写真を撮ってみたんですが、
配線がぐちゃぐちゃすぎて、さすがにヤバいなと思いました。

…ということで、まずはそこから片付けます。

やっぱり「見せ方」って大事ですね(笑)


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。