ビジュアルマーケティングとは?伝わらないを解決する最初の一歩

どうも岩崎です。

先日、ふと思い立って、自分のホームページを見直してたんですよ。

そしたら
「あれ?これって3年前の写真じゃない?」と。

まあ、別に古いから悪いってわけじゃないんですけど、
お客さん目線だと
「今もちゃんとやってるの?」って思われかねないですよね。

これはちょっと良くないなと。

これ、他人事じゃなくて、私も「伝わる見せ方」の大事さを分かってるつもりだったんですけど、
案外、自分のことになると抜け落ちてるもんなんですよね。

「良いものを作れば勝手に伝わる」は幻想です

これ、特に真面目な人ほどやりがちなんですけど、
「ちゃんとやってれば、きっと伝わるでしょ」って思っちゃうんですよね。

でもね、これ、ほぼ確実に伝わりません。

だって、お客さんはそんなに暇じゃないですから。

いちいち「これはきっと良い商品だろう」とか、
「きっと腕が良い人なんだろう」とか、
そこまで深読みしてくれる人なんて、ほぼいません。

そもそも「良いかどうか」なんて、相手にはわかりません。

「良さそうかどうか」で判断される。

で、「なんとなく微妙だな」と思われたら、
もうそこで終わりです。

その場でスルーされて、二度と戻ってきません。

古い写真を使い続けると信用が落ちる理由

これ、ほんとよくある話なんですけど、
昔撮った写真をずっと使い回してるお店って多いんですよね。

でも、お客さん目線だと、
「あれ?このお店、まだやってるのかな?」って思われる。

で、「やめとこ」ってなって、違うお店に行っちゃう。

「最近なんかお客さん減ったなぁ」って言ってる人は、
だいたいこういうところで損してることが多いです。

写真が古いだけで、信用まで薄くなるんですよ。

いや、ほんとに。

「伝われば売れる」は半分ウソ。でも「伝わらなきゃ終わり」はガチ

「伝われば売れる」ってよく言われますけど、
実はそれ、半分ウソです。

だって、タイミングとか「今ほんとに必要か?」って問題もあるから。

お腹いっぱいの人に、いくら美味しそうな焼肉の写真見せても、食べないですからね。

でも、「伝わらなきゃ、そもそも検討すらされない」

これは100%本当です。

SNSよりも先にやるべきこと

「インスタやった方がいいですよね?」ってよく聞かれますけど、
私は「いや、やらなくていいっす」って答えてます。

もちろん、やるなとは言いません。

でも、
「伝わる準備ができてないのにSNSやる」のは、
ただの自己流チラシばら撒きおじさんになるだけです。

昔の私も、まさにこれでした。

SNSで頑張る前に、まずは「今の見せ方」を整える。
それが先です。

何をすればいいのか?まず写真を見直しましょう

「じゃあ、どうしたらいいの?」って話ですよね。

これ、別に難しいことじゃないんです。

スマホでいいから、今の状態を撮り直す。

  • 古い写真はやめる。
  • 暗い写真は明るく撮る。
  • 余計なものは写さない。

で、「お客さんが見てどう思うか?」をちゃんと考える。

「美味しそう」とか、「行きたい」とか、「ここなら安心できそう」とか。

それだけでOK。

「選ばれる」じゃなく「排除されない」が最優先

人って、商品を選ぶとき、実は「選んでる」のではなくて、
「排除してる」んですよ。

「これ違うな」
「なんかイマイチだな」

そうやって候補を減らしていって、
最後に残ったものを「選んだ」と思ってるだけ。

だからまずは、「排除されない」ことが大事なんですよ。

「どうせ伝わらない」と思うくらいでちょうどいい

「うちはちゃんとやってますから」

って言いたい気持ちもわかりますけど、

世の中の99%は、そもそも見てもらえてないし、
見てもらえてても、伝わってません。

だから、「どうせ伝わらない」と思って準備しておくくらいで、ちょうどいいんです。

それが「ビジュアルマーケティング」の一歩目。

まずは、「今の写真」を見直してみてください。

私も最近やっと変えましたからね。自戒を込めて。

ではまた。


P.S.
そういえば先日、近所のパン屋さんに行ったんですけど、
「今日のおすすめ」って書かれてるコーナーに、
なぜかフツーの食パンが置いてあったんです。

いや、好きだけど。

食パン、毎日おすすめされると、なんか不安になるんですよね。

「え?逆に今までの食パンはおすすめじゃなかったの?」みたいな。

これも見せ方の話なんだなーと、帰り道に考えてました。
(ちなみに食パンはちゃんと買いました)


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。