整ってないは伝わらない。ビジュアルに現れる事業者の本気度

どうも岩崎です。

この前、とある飲食店のホームページを見たんですけどね。

「地元食材にこだわってます」って書いてあるのに、写真が暗くてボケてて、メニューのレイアウトもズレまくり。

…いや、ほんとにこだわってるんですか?って聞きたくなりました。

これって別にホームページだけの話じゃなくて、SNSでも、チラシでも、店舗の外観でも同じなんですよ。

「整ってない」は、思ってる以上に伝わらない。

そしてお客さんはなんとなくそれを察知して、なんとなく離れていきます。

お客さんは整ってないに敏感

たとえば、メニュー写真が黄ばんでいたり、看板が少し曲がっていたり、プロフィール画像が昔のままだったり。

どれも些細なことなんですけど、「本気でやってる感」がないと判断されてしまいます。

なぜか?

人は見た目で8割決めるからです。

「信頼できそうか」「しっかりしてそうか」「ちゃんとしてるか」。

これは言葉ではなく、“整ってるかどうか”で判断されてます。

整ってない = 本気じゃない?

これが厄介なんですよ。

実際には真面目にやってても、整ってないだけで「雑」「適当」「プロ意識ない」と受け取られる。

それだけで、お客さんの候補から外されてしまう。

逆にいうと、「整っていること」そのものが信頼になるということです。

整えるべきビジュアルの3要素

じゃあ、何を整えるべきか?

私の中では、この3つです。

  • 1. 写真(特にプロフィール・サービス)
    画質、構図、色味。伝える写真になっているか。
  • 2. 発信(SNS・チラシ・WEB)
    情報の出し方に統一感があるか?アイコンやヘッダーが一貫しているか。
  • 3. 空間(リアルな店舗や自宅サロン)
    見せ方に気を配っているか。清潔感や照明も見え方のうち。

この3つが整っていると、「ちゃんとしてそう」が「この人にお願いしたい」に変わります。

整えなくてもやれる?

もちろん整えずに売れてる人もいます。

でも、あれは例外です。紹介とか、圧倒的実力とか、そういう特殊なケース。

私たちが目指すのは「一般的な状況で、安定して選ばれる仕組み」です。

そのためには、まず整える。

整えることで「信頼のスタートライン」に立てるってことを忘れないでください。

写真で信頼を得るための改善ポイント

まずはこれからやってみてください。

あなた自身のプロフィール写真を見直す

余白は?明るさは?背景は?印象は?

「それっぽい写真」になっているだけで、相手の反応は確実に変わります。

整えるっていうのは、「キレイにする」ことじゃありません。

伝わるように見せるという工夫です。

ぜひ、自分のビジネスが「なんか整ってないかも?」と感じたら、一度立ち止まって、整えることから見直してみてください。

ではまた。

P.S.
この前、クライアントさんに「まずプロフィール写真を変えましょう」とお伝えしたんですよ。
そしたら、次に送られてきたのが…まさかの愛犬とのツーショット(しかも犬が主役)
「いやいや、顔どこ?」ってツッコミを入れつつ、ちゃんと撮り直してもらいました。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。