「頑張るよりも、見える化する」今目の前で起きていることを写真にするだけで成果が変わる理由

どうも岩崎です。

ちゃんと仕事してるのに、なんで進んでない気がするんだろう? そんな風に感じることってありませんか?

先日読んだ調査で、印象的なデータを見かけました。 「業務の効率化に成功した企業の約8割が、“仕事の見える化”を最初に着手している」そうです。 (出典:https://www.manegy.com/news/detail/10460/)

これってつまり、がむしゃらに動く前に「全体を把握している」ってことなんですよね。

ただ、「見える化」と言うと、難しそうに感じる人も多いと思います。 でも実際は、そんな大げさな話ではありません。

例えば、

  • 現場の写真を撮って、あとで見返す
  • 店内や商品配置を、紙に手描きでまとめてみる
  • 予約の流れをスタッフと図にして共有する

これだけでもう立派な見える化です。

要は、「頭の中にあることを外に出す」ってこと。 これだけで、あれもこれもって散らかってた思考が少しずつ整理されていきます。

ちなみに私は、撮った写真を並べて見るだけでもかなり発見があります。 「これ、なんでここにあるんだろう?」とか、「この動線、ちょっとムダかもな」って。

視覚で見るって、客観視のきっかけにもなるんですよね。

逆に、「見えないまま」が一番こわい。 やることは多いのに、どこから手をつけたらいいのかわからなくて、ただ時間だけが過ぎていく。

こうなると、いくら真面目に頑張っても結果につながらないことが多くなります。

あと、よくあるのが「やってるつもり」になっちゃうケース。 思考の中だけでタスクを抱えていると、「やってる感」はあるのに、実際の成果につながっていない。 これも、見える化ができてないと起こりやすいパターンです。

じゃあ、どうするか?

一旦、ぜんぶ紙に書き出してみる。 付箋でも、ノートでも、写真でもOKです。 あとはスマホのメモアプリでもいい。

情報を目に見える場所に出すだけで、 「あ、ここがボトルネックだったんだ」とか 「この順番、変えた方が効率いいな」とか 次の一手が浮かびやすくなります。

ちなみに、写真が苦手な人でも、 「1日1枚、業務風景を撮る」ってルールにしておくだけで、だんだん慣れてきます。

撮ったものを並べるだけでも、十分価値があります。 スマホの中にあるだけでも、「あれ、最近撮ってなかったな」とか、気づきの種になる。

繰り返しますが、大事なのは「出す」こと。 頭の中の情報を、目に見える形に出して、判断の材料に変えること。

仕事の成果って、気合いだけで出せるものじゃない。「見えるようにする」ことで、気づけることがある。「見えるから動ける」ってこと、たくさんあるんです。

見える化、ほんとあなどれません。

ではまた。

P.S. 先日、スマホの写真フォルダを整理してたら、 スーパーの「特売白菜」の写真が3枚出てきました。

しかも、撮った記憶もなければ、買った記憶もない(笑)

でも、こういうどうでもいい写真でも、 自分が「何を気にしてたか」がけっこう出ますよね。

写真、大事です。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。