fbpx

本当の価値とは何か?~写真で持続的に価値を生み出すために~

どうも、岩崎です。

先日、商品撮影の仕事に取り組んでいました。

完璧な一枚を撮りたくて、何度もカメラのシャッターを押す。でも、どれも思った通りにいかない。商品はきれいに並べられ、光の加減も悪くないはずなのに、どうしても「これだ!」という一枚が撮れない。そんなもどかしい感覚に悩んだ経験、ありませんか?

この焦りや不安って、写真を撮る人だけじゃなく、価値を生み出す人にも共通するものだと思うんです。一度だけ偶然良い結果が出ることもありますが、同じ結果を繰り返し出せなければ、その成功は一時的なものに過ぎません。

広告写真においても、ただ「良い瞬間」を捉えるだけでは、長期的な価値を築くことは難しいですよね。

それはまるで、動いている被写体を捉えようとして、シャッターを押すタイミングがいつもズレてしまうようなもの。準備がしっかりできていないと、せっかくのチャンスを逃してしまう。この焦りや悔しさを感じたことがあるなら、この話はきっとあなたの役に立つはずです。

一時的な成功が本当の価値に繋がらない理由

まず、「価値の矛盾」について考えてみます。多くの人は、一度成功を収めると、それがずっと続くかのように感じがちです。しかし、実際には、一回の成功だけでは長期的な価値を保証するわけではありません。たとえば、偶然に動いている被写体をうまく捉えた瞬間は、確かに達成感をもたらしてくれます。でも、その結果がいつも再現できるかというと、なかなか難しいんです。

短期的な成功に安心してしまうと、次のチャンスを失ってしまうこともある。だからこそ、この「価値の矛盾」に気付いて、一瞬の成功に頼らず、持続的に価値を生み出すための準備や戦略を持つことが大切なんです。

計画的に価値を生み出すためのアプローチ

広告写真の撮影で、止まっている被写体(商品や建物など)を撮影するのは比較的容易に計画できるんじゃないかと思います。光の角度や構図をじっくり調整しながら、時間をかけて理想の一枚を仕上げることができる。

でも、動いている被写体(たとえば、モデルの自然な動きやダイナミックなシーン)では、一瞬一瞬が重要です。少しでもタイミングがズレると、理想の瞬間を逃してしまいます。

これは、価値を築くプロセスでも同じです。安定した状況では、準備を整えてしっかりと計画を立てることで、価値を確実に生み出せます。でも、変化が多い環境では、偶然に頼るのではなく、動きを予測しながら計画的に対応する必要があります。

タイミングが難しい場面でも、事前にしっかり準備しておくことで、価値を生み出すチャンスを逃さずに済むんです。

持続的に価値を生み出す流れを作る

一時的な成功に満足せず、持続的に価値を生み出すためには「流れ」を作ることが大切です。たとえば、広告写真で良い結果を得たいなら、一度成功した方法に頼りすぎるのではなく、常に新しいアイデアや技術を取り入れて進化させることが求められます。

これは、まるで川が常に水を流し続けるようなものです。一度作り出した流れが強くなるほど、価値を生み出し続ける力も増していく。この持続的な流れを作ることで、偶然や一時的な成功に頼らず、継続的に成果を得ることができるわけです。

自分に合った道を見つけ、目的を持つ

価値を築くためには、自分の強みやスタイルに合った「道」を見つけることが大切です。たとえば、広告写真の中でも、自分の得意な撮影スタイルを見つけ、それに磨きをかけることで、より強い価値を提供することができるようになります。

さらに、ただ写真を撮るだけじゃなく、その写真を通じて「何を伝えたいのか」という「目的」をしっかり持つことが重要です。自分の撮る写真が、どのようにお客さんに響くのか、どんな感情を引き起こすのかを考えながら取り組むことで、より大きな価値を生み出すことができるんです。

まとめ

価値を築くには、偶然に頼らず、計画的に取り組むことが重要です。止まっている被写体のように、安定した条件下で計画を整え、価値を確実に生み出すことも大事ですし、動いている被写体のように、タイミングや柔軟な対応力を持って変化に対応することも求められます。

さらに、価値を生み出す「流れ」を作り出すことで、持続的に価値を提供し続けることが可能になります。自分に合った道を見つけ、目的を持ってその道を歩み続けることで、長期的に価値を築くことができます。それこそが、写真を通じて価値を伝えるための本質なんです。


いわさき写真教室をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。

お申し込みはこちら