トップパフォーマーは50分、一般人は25分。集中力が途切れる本当の理由

この記事の要点

  • 集中力が切れるのは、根性不足というより、脳が目標をだんだん見失っていくからです。
  • 長くやり続けるより、25分から50分くらいで区切って離れる方が、結果的に集中は戻りやすくなります。
  • 集中力は鍛えるというより、切れる前提で設計した方がかなり楽です。

どうも岩崎です。

集中力が続かない、という話をよく聞きます。

でもこれ、意志が弱いとか、根性がないとか、そういう話ではないんですよね。

トップパフォーマーでも、ずっと集中し続けられるわけではないです。かなり集中できる人でも50分くらい、一般的には25分くらいで一度落ちやすい、なんて話があります。

つまり、集中力が切れること自体は異常じゃないんです。むしろ普通です。

問題は、切れた時に自分を責めることじゃなくて、切れる前提でどう設計するかなんですよね。

今日はその話をします。

集中力が切れるのは、脳が目標を忘れていくからです

なぜ集中力が途切れるのかというと、脳が目標をだんだん見失っていくからです。

作業を始めた瞬間は、これをやる、がかなり明確です。でも時間が経つにつれて、その目標が脳の中で少しずつぼやけていく。

そうすると、で、何をやってたんだっけ、みたいな状態になって、自然と別のことに意識が向いてしまいます。

SNSを開く。関係ないことを調べ始める。メールを見に行く。机の上を片づけ始める。あれって、サボろうとしているというより、脳が元の目標を見失って、違う刺激に流れている感じなんですよね。

だから、集中し続けるより、思い出させた方がいいです

ということは、対策も意外と単純です。

脳に目標を思い出させてあげればいいんですよね。

そのために有効なのが、一度作業から離れることです。

25分とか50分とか、そのくらいやったら5分から10分だけ別のことをする。散歩でもいいし、コーヒーを淹れるでもいいし、全然関係ない軽い作業でもいい。

一回離れることで、戻った時に、あ、そうだこれをやってたんだ、となる。要するに、脳の中でぼやけた目標をもう一回立て直しているわけです。

だから休むと止まるのではなく、むしろ戻りやすくなるんですよね。

ポモドーロが効くのも、結局はこの原理です

ポモドーロテクニックが有名ですが、あれもたぶん同じです。

25分作業して、5分休む。このサイクルを繰り返す。

別に25分ぴったりである必要はないと思っています。大事なのは、自分がぼやけてきたな、と思ったところで一回離れることです。

休憩を入れるとサボっている感じがする人もいますが、実際にはその方がトータルで進みやすいことってかなり多いです。

ずっと座っていることと、集中していることは別なんですよね。

撮影でも、一回カメラを下ろした方が見えることがあります

撮影の現場でも、かなり似たことがあります。

長時間ファインダーを覗き続けていると、目が慣れてくるんですよね。慣れてくると、良い瞬間を見逃しやすくなる。

でも一回カメラを下ろして、肉眼で全体を見渡すと、また新鮮な目で被写体を見られるようになります。

つまり、集中し続けることが正義じゃないんです。集中と離脱をうまく繰り返した方が、感度が落ちにくいんですよね。

ここって作業も同じだと思うわけです。

休憩中にSNSを見ると、あまり回復しません

ただし、休めば何でもいいかというと、そこは少し違います。

休憩中にスマホでSNSを見ると、脳はあまり休まらないんですよね。

情報が次々に入ってくるので、目標をリセットして戻すどころか、別の刺激でさらに散ってしまいやすいです。

なので、ぼーっとする、軽く体を動かす、窓の外を見る、コーヒーを淹れる、そのくらいの方が戻った時の集中力はかなり違います。

要するに、休憩も刺激を増やす方向ではなく、少し引く方向の方が効きやすいわけです。

集中力は鍛えるより、切れる前提で設計した方が楽です

結局ここなんですよね。

集中力を鍛える、という発想ももちろん悪くないです。でも、それより先に、集中力は切れるものだと認めた方がかなり楽です。

切れる前提で、25分とか50分で一回区切る。目標を思い出させる時間を作る。邪魔の少ない休憩を入れる。こうやって設計した方が、気合いで長時間頑張るよりずっと安定します。

自分の脳の性質に合わせて仕事を組む、という感覚ですね。

トップパフォーマーは50分、一般人は25分。集中力が途切れる本当の理由

集中力が途切れるのは、意志が弱いからではなく、脳が目標を少しずつ見失っていくからです。

だから、頑張って座り続けるより、一回離れて目標を思い出させた方が、結果として集中は戻りやすいんですよね。

長く頑張ることより、切れる前提で組むこと。ここを意識するだけで、かなり変わると思います。

集中力を責めるより、設計を変える。たぶんこっちの方が現実的です。

それでは。

よくある質問

集中力が切れるのは意志が弱いからですか?

そうとは限りません。脳が目標をだんだん見失っていくのが自然な流れなので、切れること自体は普通です。問題は責めることではなく、戻りやすい設計を作ることです。

何分くらいで休憩を入れるのがいいですか?

一般的には25分から50分くらいを目安にするとやりやすいです。ただ、厳密さより、自分がぼやけてきたなと感じる前後で一度離れる方が大事です。

休憩中は何をするといいですか?

ぼーっとする、軽く体を動かす、窓の外を見る、コーヒーを淹れる、そのくらいが向いています。SNSのように刺激が強いものは、戻った時に散りやすいです。

P.S.

撮影の現場でも、一回カメラを下ろして空を見るだけで、戻った時の感覚がかなり変わることがあります。見続けるより、一回離れた方が見えることってあるんですよね。集中もたぶん同じなんだと思うわけです。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。