どうも岩崎です。
先週、近所のカフェでノートパソコンを開いて読書してる人がいたんですよ。
で、その方、カフェラテが冷めるくらいずーっと1ページを眺めてるんですね。
「ああ、たぶんちゃんと読まなきゃって思ってるんだろうな」と、なんとなく察してしまいました。
これ、実はめちゃくちゃよくある話なんです。

ちゃんと読んでるのに、変わらない理由
以前、ある方に言われました。
「けっこう本読んでるんです。でも、全然現実が変わらないんですよね…」
うん、ほんとによく聞きます。
でね、これって別にその人が悪いわけじゃないんです。
むしろ、真面目にちゃんと読もうとしてる人ほど、ハマりがちなパターンなんですよ。
多くの人が「本を読むこと」が目的になってる。
でも本の目的って、「読んだあとにちょっとでも現実が良くなること」ですよね?
本は知識じゃなくて、ちょっとした後押し
ここがズレたまま読んでも、正直、何も変わらないんです。
もちろん、本を読んだからって、明日から人生が激変するわけじゃありません。
そんな魔法みたいな話はありませんし、そもそもあったら苦労してない(笑)
でも、読んだあとにちょっとだけ「視点」が変わって、少しずつ「行動」が変わる。
その積み重ねで現実がじわじわ動いていく。
だから、本って何かを試してみたくなるきっかけくらいの存在でいいんですよね。
全部読まなくてOK。むしろ読まなくていい
読む前に、まずはこう考えてみてください。
「この本から、今の自分に必要なヒントって何だろう?」
これが決まっていれば、1冊ぜんぶ読む必要なんてないです。
っていうか、むしろ読まなくていい。
そのヒントが5ページ目にあったら、そこだけ読んで終わっていいんです。
「勉強になった」止まりで終わるのはもったいない
私も昔は、話題の本を最初から最後までしっかり読んで、マーカー引いて、付箋貼って…ってやってました。
で、読んで満足して終わる(笑)
そのあと何も変わらないまま、また次の本を買う。
知識はたまるけど、現実は動かない。
これ、よくある“知識コレクター沼”です。
読書は「行動につながる1行」と出会えたら勝ち
「全部読んで理解する」のが目的じゃなくて、「1行でいいから、やってみようかなと思えるか?」がゴール。
そっちのほうがよっぽど建設的です。
たとえば「次の面談では、冒頭3分だけ雑談を入れてみよう」っていう1行が刺さったら、もうそれで十分なんですよね。
まずやってみる。読書はそのための燃料
だから私は、本を読んだあとにメモを取るより、「今日なにか試せそうなことあった?」って自分に聞くようにしてます。
それが1つでも見つかれば、その本は読んだ価値あり。
読書って、気軽でいい。
ぜんぶ読まなくていいし、感想を誰かに披露する必要もない。
ちょっとやってみたくなるきっかけが見つかれば、それでもう100点です。
P.S.
ちなみに私も昔、「本はちゃんと全部読んで、感想をまとめるものだ」と思ってました(笑)
でもある日、「読むことが目的になってるな」と気づいて、やり方をガラッと変えたんです。
そしたら、読む量は減ったけど、現実の変化は増えました。
読む量じゃないんです。
行動が変わるかどうか。それだけです。
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