fbpx

SNS投稿で予約が増える?その考え、一度考え直しましょう!

どうも、岩崎です。

「SNSに写真を投稿すれば予約が増える!」なんて話、よく耳にしますよね。でも、それって本当にそうでしょうか?僕は正直、少し違うんじゃないかなって思っています。

例えば、美容院の予約って普通どこでします?ほとんどの人が予約サイトやホームページを使いますよね。SNSで直接予約する人、増えてきてはいるかもしれませんが、まだまだ少数派です。

予約で言うなら、旅行をする場合でも同じですよね?旅行代理店のホームページから予約をするのか、SNSで探して予約するのか?どっちでやるか?そりゃ、一般的にホームページなわけです。

SNSの本質は「興味を引くこと」

結局、「SNSに投稿すれば予約が増える」という考え方は幻想です。でも、「興味を引くためのツール」として使えば、可能性は無限大です。

お客さんが「これ知りたかった!」と思う情報をしっかりリサーチして、それを投稿に反映することで、「この美容院に行きたい!」と思わせることができるんです。

ここからがポイントです。「興味を引く投稿」ってどうやって作ればいいんでしょう?

SNSでフォロワーを増やすには?

SNSでフォロワーを増やしたいとき、何が必要でしょう?

→ 面白い投稿を増やす必要がありますよね。

じゃあ、面白い投稿ってどんな投稿でしょう?

→ 読む人が「これ役に立つ!」とか「これ面白い!」って思う内容ですよね。

じゃあ、そういう内容を作るには何が必要でしょう?

→ 誰が見ても役立つ情報や、心を動かす写真が必要です。

じゃあ、役立つ情報や心を動かす写真ってどうやって作るんでしょう?

→ お客さんが本当に知りたいことや、感じたいことをリサーチして投稿に反映すればいいんですよね。

リサーチというと、なかなかハードルが高いかもしれませんが、直接お客さんに聞いてみるというのもリサーチの一つです。それなら答えられることの方が多いと思います。

SNSで何を伝えるべき?

SNSで美容院を探している人が求めているのは、こんな情報じゃないでしょうか?

  • 「どんなヘアスタイルが自分に似合うんだろう?」
  • 「今流行りのヘアカラーってどんな感じ?」
  • 「美容師さんが使っているシャンプーやスタイリング剤、気になる!」

つまり、SNS投稿に求められるのは、ヘアカタログのような役割です。ただ「うちの美容院はこんな雰囲気です!」という投稿だけでは、興味を引くのは難しいんです。

ヘアケア市場の話

ヘアカタログの売上は減少傾向にあります。特に、デジタルメディアの普及により、ユーザーはスマートフォンやタブレットで手軽に最新のヘアスタイル情報を入手できるようになりました。これに伴い、従来の紙媒体のヘアカタログの需要は縮小しています。

一方で、ヘアケア市場全体を見ると、2023年度の市場規模は前年度比101.5%の5,245億5,000万円となり、微増しています。

お客さんの「知りたい」に答える投稿をしよう

じゃあ、どうすればいいのか?それは、お客さんの「知りたい」に答える投稿を作ることです。

たとえば

  • 「今流行りの○○カラーのポイント」
  • 「30代女性におすすめの○○スタイル」

こういった具体的な情報を発信することで、「これ、私にも合いそう!」と思ってもらえます。つまり、「自分ごと」として感じてもらえる投稿が重要なんです。

例えば「ヘアダイ(染毛剤)」

従来のヘアダイ(染毛剤)を使用したカラーリングに加えて、髪や頭皮への負担を軽減するための新しい技術や製品が注目されています。例えば、ヘアマニキュアやカラートリートメントなど、髪を傷めずに色味を楽しめるアイテムが人気を集めています。オーガニックカラーやヘナの人気も上がってきていますからね。

写真とリアルな声を活用しよう

SNS投稿に欠かせないのが、写真や動画です。特にビフォーアフターの写真は効果的。「髪型が変わるだけでこんなに印象が違うんだ!」と一目でわかるので、興味を引きやすいんです。

さらに、お客さんの声や体験談を載せるのもおすすめです。「こんな風に変わりました!」というリアルな情報があると、信頼感がぐっと増します。

SNSは予約のゴールではない

ここで忘れちゃいけないのが、SNSはあくまで「予約の最終ステップ」じゃないということ。SNSで興味を引いたら、その次に予約サイトやホームページに誘導する導線を作る必要があります。

たとえば

  • 投稿に予約ページのリンクを貼る、もしくは誘導する
  • プロフィールに予約ページへのリンクを設定する

これができていないと、せっかく興味を持ってもらっても、次の行動につながりません。

まとめ

「投稿すれば予約が増える」ではなく、「投稿でどんな情報を伝えるのか」をしっかり考えること。これが、本当に効果的なSNS活用です。

次回の投稿では、ぜひ「知りたい」に答える内容を考えてみてくださいね。きっと結果が変わってきますよ。

ではまた!


いわさき写真教室をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。

お申し込みはこちら