お客さんが後悔する心理的タイミングを理解して対策をする

どうも岩崎です。

誰でも経験があると思います。
買い物をして家に帰った瞬間、やっぱりいらなかったかな…とふと思うこと。
服を買ったのに鏡の前で似合わないかもと思ってしまう。
外食して他の店にすればよかったかなと後悔する。
この買った後のモヤモヤは、誰にでも起こる自然な心理です。

なぜ人は買った直後に不安になるのか?

心理学ではPost-purchase dissonance(購買後不協和)と呼ばれる現象があります。
人は「買う」と決断した瞬間が、一番不安になる。
本当に良かったのか? 損してないか?
頭の中でいろんな声が聞こえてきて、心が揺れるんです。

日常英語ではBuyer’s remorse(バイヤーズリモース)とも言います。
買って後悔する気持ち、と言えばイメージしやすいかもしれません。

実際、家電を買った直後にレビューを読み漁る人は多いですよね。
やっぱりこっちで正解だったと確認したい気持ちが強くなるからです。
これは人間の本能であって、決してお客さんの性格が悪いわけでもない。
むしろ普通に起こる自然なプロセスなんです。

日常に潜む後悔のタイミング

後悔が起こる瞬間は日常のあちこちにあります。
洋服なら、帰宅後に試着してみてちょっと違うかもと思う。
外食なら、食べたあとに隣の人の注文の方がおいしそうと感じる。
旅行なら、予約後にもっと安いプランがあったかもと探してしまう。

つまり選んだ瞬間に生まれる不安は、どんな業種にも存在しているんです。
だから売ったら終わりと思ってしまうと、この不安が膨らんでリピートは遠ざかってしまう。

ビジネスに必要なのは買った後のフォロー

大切なのは、お客さんが後悔しやすいこの瞬間をどう扱うかです。
少しの工夫で、不安を安心に変えることができます。

  • 購買直後に「あなたの選択は正しい」と伝える
    例:購入お礼メールや手書きのメッセージで「ご注文ありがとうございます。この商品は◯◯な方に特に喜ばれています」と添える。
  • 買った人だけの特典を用意する
    例:次回割引や限定情報を案内し、買って良かったと思える体験を増やす。
  • 安心を補強する情報を渡す
    例:他のお客さんの声や使用事例をセットで届けると、みんな同じように選んでいると分かって不安がやわらぐ。

要するに、売る瞬間ではなく、買った瞬間から本当の勝負が始まるということです。

後悔を減らせばリピートが増える

お客さんの後悔はゼロにはできません。
でも、不安をやわらげる工夫は必ずできます。
小さなフォローの積み重ねが安心につながるからです。

そして安心はリピートを生みます。
安心してもらえればまたこの人から買いたいと思ってもらえる。
逆に後悔が残れば次は別のところでとなってしまう。

売上を伸ばすための一番の近道は、
後悔を減らすことだと私は思うわけです。

ではまた。

P.S.
先日ネットで買い物をして送料無料にするために余計な商品をカゴに入れました。
届いた段ボールを開けたとき、その商品を見て「なぜこれを選んだんだろう…」と数分固まりました。
これが私の最近のBuyer’s remorseです。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。