4割失敗と言うか6割成功と言うか。数字の見せ方で人はここまで動く

どうも岩崎です。

最近、AI関連のニュースを見ていて、 同じデータを扱っているのに見出しが全然違うことに気づきました。

A社は AIで3割の仕事が消える可能性 という切り取り方。

B社は 7割の仕事がより高度化される という切り取り方。

数字は全く同じです。 でも、前者は不安を煽り、後者は未来に期待を持たせる。

ああ、これがまさにフレーミング効果だよなと思ったわけです。

四割失敗か六割成功か。人は枠組みで判断する

フレーミング効果とは、 事実は変わらないのに見せ方で印象が変わる心理です。

四割失敗、と言われれば落ち込みますし、 六割成功、と言われれば前向きになります。

内容は一文字も変わっていないのに、 受け取り方だけが大きく揺れる。

これが人間なんですよね。

経営者こそ数字の切り取り方で損も得もする

経営をしていると数字を伝える場面が多いですが、 数字はそのまま示すだけでは伝わり方が弱いんです。

例えば、

  • 今月は売上が10%落ちました
  • 90%は維持できています

同じ現状でも、 前者は不安に寄り、後者は安定を感じる。

僕が意識しているのは、 良い面と課題の面をセットで示すことです。

例えば、

96%までは維持できています。 ただ、この4%をどう取り戻すかが次のテーマですね。

こうすると、 現状を肯定しつつ、改善にも意識が向く。

伝え方でスタッフのモチベーションも変わる

例えばスタッフに、 クレームが三件ありました とだけ伝えると、萎縮する人もいます。

でも、

100件中97件は問題なく提供できています。 そのうえで3件の改善点を一緒に見ていきましょう。

こう伝えれば、前向きに改善へ向かえるわけです。

ビジュアルでもどこを切り取るかで印象が変わる

フレーミング効果は写真でも強烈に働きます。

同じ店舗でも、

  • 疲れ切ったスタッフの写真 → 忙しい店に見える
  • お客さんと笑顔で話している写真 → 愛される店に見える

同じ事実でも、表情が変わるだけで別の店に見える。

つまり、 何を見せるかだけじゃなく、どの側面から切り取るかが大事なんです。

数字は変えられない。でも、視点は選べる

フレーミングは事実を捻じ曲げるテクニックではありません。

同じ事実でも、どの角度で見せれば行動につながるか その枠組みを決めるための考え方です。

P.S.
四割失敗と聞くと落ち込みますが、 六割成功と言われると、続けようと思える。

どちらも事実。 でも未来への感じ方は全く違う。

だからこそ、数字を見る時は 欠けている部分だけでなく 残っている部分にも一度光を当ててみると、 次の一歩が動き出しやすいんですよね。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。