なぜメガネをかけると「謹厳実直」に見えるのか?外見がつくる信頼感の心理学

どうも岩崎です。

どんなに時代が変わっても、 メガネをかけている人を見ると、 どこか謹厳実直に見えてしまうことはありませんか。

ラフな服装でも、 メガネがひとつ顔まわりに乗るだけで、 急に「しっかりしてそう」「几帳面そう」という印象が乗ってくる。

実際にそうかどうかは別として、 人はそれくらい、外見の一部に 勝手に意味をのせて判断しているんですよね。

メガネは「知性」ではなく「慎重さ」の記号になっている

メガネというと、 よく連想されるのは「頭が良さそう」というイメージですが、 私がビジュアルを見ていて感じるのは、 それよりも慎重さ丁寧さの印象です。

なぜかというと、 メガネがあることで、顔まわりに一本のフレームが生まれます。

  • 目の周りに「枠」ができる
  • 目線の動きがはっきり見える
  • 表情の変化が細かく伝わる

この三つがそろうと、 相手は無意識に「この人は物事をよく見ていそうだ」と感じます。

つまりメガネは、 知性の象徴というより、 よく観察する人の象徴になっているわけです。

観察する人=軽率に動かない人、 この連想がつながって、 結果として「謹厳実直そうだな」という印象につながります。

外見のディテールは、「中身の代弁者」になってしまう

もちろん、メガネをかけているからといって、 全員が慎重で真面目なわけではありません。

ただ、人は忙しいので、 いちいち中身を吟味していられない。

だからこそ、

  • メガネ=慎重・真面目
  • ヒゲ=個性・こだわり
  • ジャケット=責任・役割

といった形で、 外見のディテールに意味をまとめてしまいます。

外見は、 本人が意図していようがいまいが、 その人の中身を代弁するサインになってしまう。

経営者としては、 ここを「たまたま」に任せるか、 ある程度コントロールするかで 信頼の積み上がり方が変わってきます。

経営者がメガネをどう使うかという視点

では、経営者にとってメガネはどう扱うと良いのか。

私の感覚では、 メガネは二つの場面で特に効果を発揮します。

  • じっくり考えるテーマを話す場面
  • 数字や戦略など、抽象度の高い話をする場面

こういう時にメガネがあると、 相手は自然と「この人はちゃんと考えているんだろうな」という モードに入りやすくなるんですね。

逆に、感情的な共感が大事な場面、 例えば社員とのカジュアルな対話や、 雑談ベースで距離を縮めたい時には、 あえてメガネを外す選択もあります。

メガネを、 つけっぱなしの道具ではなく、 話す内容に合わせて切り替える小道具として扱うイメージです。

ビジュアルマーケティングとしての「メガネ」

写真や動画の世界では、 メガネはとてもわかりやすいキャラクター装置です。

経営者のプロフィール写真や 会社サイトのトップビジュアルを考える時、 メガネの有無で印象がどう変わるかは 一度試しておいて損はありません。

  • メガネあり:慎重・誠実・分析型
  • メガネなし:フラット・軽やか・感覚型

どちらが良い悪いではなく、 誰に何を伝えたいのかによって使い分けるだけです。

例えば、 ・採用ページではメガネなしで親しみやすさを出す ・IR向けのメッセージではメガネありで慎重さを出す

といった切り替えもできます。

ビジュアルマーケティングの設計という意味では、 メガネの有無や、 フレームの太さ・色まで含めて 意図的に決めておくと、 外見が言葉を補ってくれるようになります。

外見を整えるのは、虚勢ではなく「誤解を減らす作業」

ここまで話すと、 外見で印象を操作しているように感じる方もいるかもしれません。

ただ、私の感覚としては、 外見を調整するのは虚勢ではなく、 誤解を減らすための地味な作業です。

中身で勝負したいならこそ、 中身にたどり着く前で 変な誤解を生まないほうが良い。

そのために、 服装やメガネや髪型といった要素を ある程度、自分で決めておく。

それくらいの距離感で 「外見の設計」を捉えておくと、 だいぶ気が楽になると思います。

P.S.
私もメガネをかけたり外したりしながら、 このバランスをずっと探っている一人です。 どちらが正解、という話ではなくて、 自分がやりたい仕事をやりやすくする形を決めておくことが 一番大事なのかなと思うわけです。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。