顔の右側は強さ、左側は優しさを魅せる。印象の流れをデザインすると人は動きやすくなる

どうも岩崎です。

先日、とあるテレビ番組の収録現場で撮影していた時のことです。 出演者の方がカメラチェック用のモニターを覗き込んだ瞬間、 画面に映る顔の角度だけで印象がまるで変わるのが見えたんですね。

右側が見えると、急に覚悟が決まったような雰囲気になる。 左側が見えると、一気に親しみが増す。

同じ人、同じ照明、同じ空気なのに、 角度がほんの数度変わるだけで別人のようになる。

ああ、人ってこんなわずかな情報で 勝手に印象を読み取ってしまうんだよなと、 改めて思ったわけです。

右は強さ、左は優しさ。人は左右で印象を変えてしまう

心理学と視覚の研究では、 顔の左右で人が抱く印象が変わると言われています。

  • 右側 → 決断力、意志、プロフェッショナル
  • 左側 → 親しみ、柔らかさ、共感

これは進化心理学的な左右脳の働きや、 視線の流れ方など複合的な要因があるのですが、 難しい理屈はさておき、 とにかくビジュアル上は露骨に違いが出るのが面白いところです。

だから、経営者の写真でも

  • 強さを出したい時 → 右寄り
  • 安心感を出したい時 → 左寄り

これだけで見る人の反応が変わります。

まずは優しさ、あとで強さ。これが人が動きやすい順番

経営者ほどやりがちなのが、 最初から右側(強さ)だけを見せるパターンです。

もちろん強さも大事なんですが、 初対面の相手がまず求めているのは、 強さよりも安心です。

なので最初の1枚は、 ほんの少しだけ左を見せる方が、 相談しやすい、話しやすいという温度が出る。

強さはあとから足せばいい。 でも最初の印象はなかなか消えない。

経営者のビジュアルは、関係性のスタート地点をつくる

多くの中小企業では、 経営者のビジュアルがそのまま会社の第一印象になります。

だから私は、写真を撮るときにこう考えています。

この角度は、相手との距離をどう変えるだろう

右の角度は信頼の入口に強い。 左の角度は関係性の入口に強い。

この両方のバランスが取れると、 ビジュアル全体が自然に動きやすくなるんです。

見られ方を設計するだけで反応は変わる

ビジュアルマーケティングでよく起こる失敗が、 良い写真を集めたのに印象が噛み合わないという現象です。

これは写真の技術ではなく、 構図の持つ心理効果が揃っていない時に起きます。

例えば、

  • 会社紹介ページが全部右向き → 近寄りにくい
  • CTA横が全部左向き → 決断力が弱い
  • 代表挨拶が右向き → 威圧感だけが残る

こういうときほど、 左右のバランスを調整するだけで、 驚くほど印象が整うんです。

私が現場で必ず確認すること

テレビ番組の現場でもそうですが、 顔の向き、肩の角度、光の落ち方、 これらは全て印象を作るパーツです。

だから私は撮影の時に必ずこう聞きます。

今日はどんな印象をつくりたいですか?

強さなのか、優しさなのか、 その中間なのか。

この答えがわかれば、 あとは角度を数度変えるだけで 印象は自然に変えられます。

P.S.
顔の向きで印象が変わるという話をすると、 皆さん驚くんですけど、 人って思った以上に相手の情報を細かく拾っています。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。