どうも、いわさきです。
感動を素直に表現
カメラを持ったら、何でもいいから感じたものを撮ってみるというものも、上達の1つの方法だと思います。
常に撮っていくということで、情景描写の腕が上がっていきます。しかも撮った写真は、将来、見返したときに、情景や時代がよみがえってきます。
教科書やカメラの雑誌は、多様な写真表現を学ぶ上では勉強になります。また、各種の写真クラブに入会をし、お互いに学ぶことも刺激にすごくなりますし、メーカーの写真クラブに入ると多くの特典や情報もあってすごく役立つ場合があります。
新商品の提案をされる場合もありますが、華麗にスルーしてください。
被写体から学ぶ事
その上で自分の意思で、何かを撮ろう、被写体から何かを引き出したい、被写体から何かを学びとってやろうと言う姿勢があればおのずと上手になっていきます。
「好きなことこそ物の上手なれ」という有名な話ですね。
風景を撮るといっても、風景にも「喜怒哀楽」があるので、その「喜怒哀楽」を表現しなければ、写真を撮ったことにならないです。
雨ならしっとりと情感のある風景が撮れますし、また怒っているいる風景だってあります。
静かな安らぎの風景だってあります。
台風が近づいた時、海辺の岩にぶつかる情景はすごい風景ですよね。まさに怒れる自然なんです。
そんな風景を撮ろうと思えば、撮れますよね。
この波はすごい、と思ったら、その凄さを表現してほしいし、そんな壮絶な風景にぶつかるというものも、カメラを持つ者にとっては幸運と言ってもいいわけです。
ただ危険を伴うので十分に注意が必要ですね。
自分の感動を素直に表現
だから私は、自分の感動を素直に表現しなさい、と指導している生徒さんに常に言っています。
例えば、富士山を撮るとしても、撮り方は無限にあります。撮り方によっては、実に感動的な風景描写ができます。
富士山と桜に関しては、日本人に独特な美意識がありますので、それを土台に自分の心に映るものをとらえるのも良いです。
多くの人が1カ所に集中し、同じ被写体を狙う場合があります。
その中にも自分の独自の映像美を求めて写し取ることが大切なんです。
ただ美しい、と言う概念を壊しても良いと思います。
壮絶な荒々しい富士山を撮ってみるのもいいという事です。
つまり、自分の解釈で別の富士山を訴えることもできると言うことです。その場合、主題をはっきり持つこと、何を表現しようとしているのかを明確にすることが大切なんです。
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