英語は「早く始めた人」と「長く続けた人」どちらが定着するか?
近年の研究では、「英語は習い始める時期よりも、長期にわたって学び続けることの方が重要」ということが明らかになりました。
東京大学の研究チームによる調査では、中学1年から英語を始めたグループと、小学1年から学び続けているグループの脳活動を比較しました。
その結果、英語学習開始後6年を境に、両グループの脳活動は同じように「節約モード」になることが分かったのです。
つまり、英語は最初は脳が活発に働き、6年間という長期にわたって学ぶことで、脳の文法中枢をさほど使わなくても処理できるようになるというわけです。
研究チームは、「英語の定着は習得開始の年齢だけでは説明できず、6年以上英語に触れることが重要」と結論付けています。

なぜ「長く続ける」ことが重要なのか?
英語を長く続けることが重要である理由は、大きく分けて2つあります。
1つ目の理由は、脳の可塑性です。脳は、新しいことを学ぶことで、その機能を変化させることができます。英語を学ぶことで、脳の文法中枢が活性化し、英語の処理能力が向上します。しかし、この脳の可塑性は、年齢とともに低下していきます。そのため、英語を学ぶなら、早いうちから始め、長く続けることが重要です。
2つ目の理由は、英語の習得には時間と労力が必要だからです。英語は、日本語とは文法や発音が大きく異なる言語です。そのため、英語を習得するには、時間と労力が必要です。短期間で英語をマスターしようとすると、挫折してしまう可能性が高いです。
まとめ
英語を習得するには、早いうちから始め、長く続けることが重要です。脳の可塑性と、英語の習得には時間と労力が必要であるという理由から、英語を長く続けることが重要なのです。
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