どうも岩崎です。
この前、ある経営者のところへ月1で訪問しているんですが、 いつも最初の10分くらいは仕事と全然関係ない世間話なんですね。
で、ある日ふと聞かれました。
「岩崎さんって、なんか前から知ってた気がするんだよね」
いやいや、そんなはずないんですけどね。 たぶん初対面で話すより、3回目、4回目の方が圧倒的に距離が縮んで見えるんです。
これ、心理学では単純接触効果と呼ばれるやつです。
人は「何度も見た相手」に安心する
単純接触効果は、会った瞬間好きになるわけじゃありません。
ただ、 「何度も見る」 「何度も話す」 「何度も聞く」 これだけで、相手への警戒心が少しずつ下がっていく。
結果として、 “なんか安心する” “なんとなく信頼できる” という感覚が自然に生まれます。
営業でも交渉でもそうですが、 初回で決まらないのは当然です。 人は「初めての相手」に本能的な警戒を持つからです。
大事なのは、 会う理由を作り、時間を味方につけること。
世間話は無駄話ではなく、接触回数を増やすための“装置”
単純接触効果を使うなら、 最強の武器は意外と世間話なんです。
天気の話でも、近所の話でも、コーヒーの話でもいい。 何でもいいから、相手の緊張を溶かし、 「この人といると心が休まる」 という体験を積み重ねる。
世間話は、信頼関係の潤滑油です。 質より回数、完璧より自然体。
相手が心を開くのは、論理ではなく、 慣れと安心なんですよね。
ビジネスで使うなら「小さな接触を積み重ねる」こと
単純接触効果は、営業に限らず、 経営者のコミュニケーション全体に応用できます。
- 月1の挨拶メールでもいい
- SNSで顔を見せるのもひとつ
- ニュースレターを届けるのも立派な接触
大事なのは、 完璧な内容ではなく、「接点の頻度」です。
1回の完璧より、 10回の自然な接触。
この積み重ねが、気づいたら信頼に変わります。
ビジュアルマーケティングでも同じルールが働く
写真でも、デザインでも、広告でも、 単純接触効果はそのまま使えます。
例えば、 ・社長の顔写真 ・スタッフの笑顔 ・現場の空気が伝わる一枚 これを定期的に発信するだけで、 見る人の中で“馴染みのあるブランド”になっていくんです。
どれだけ良い商品でも、 「知らない相手」から買う気にはならない。 でも、何度も目にしていると、 いつの間にか安心感が生まれる。
写真は、そのためのもっとも手軽な接触装置になるわけです。
P.S.
最初の一言が気まずくても、 三度目の挨拶は自然に笑えるようになります。
人間って、そういう生き物なんですよね。
だから焦らず、作り込みすぎず、 小さな接触を積み重ねていけばいいと思うわけです。
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