なぜ売れないのか?それ、商品じゃなくて「順番」の問題かもしれません

どうも岩崎です。

昨日、娘の塾の迎えに行った帰り道、突然「ねぇパパ、今日の夕飯なに?」と聞かれまして。

まだ何も決めていなかったので、「冷蔵庫にあるもので作るよ〜」と返したら、返ってきたのが「えー、それじゃあテンション上がらない〜」の一言。

まあ、気持ちはわかります。冷蔵庫の中身じゃなくて、「これから食べるごはん」っていう楽しみが欲しいんですよね。

で、ふと思ったのが、これって広告や販売にもめちゃくちゃ通じるなと。

冷蔵庫の中身=スペック(商品の機能や特徴)をそのまま見せても、お客さんのテンションは上がらない。じゃあ、どうするか?

見せるべきは、「これを手に入れたら、こんな未来が待ってるよ」っていうごほうびの食卓の方なんです。

人が動かないのは、欲しくないからじゃない。

広告がうまくいかないとき、多くの人が「商品が悪いのかな?」「まだ知名度が足りないのかも」と考えます。

もちろん、それもゼロではないですが…

実は「伝える順番が間違ってるだけ」というケースがかなり多いです。

たとえば、いきなり機能説明から入ってしまう広告。

これって、さっきの冷蔵庫トークと同じで、「はい、今日の材料はこれです」って言ってるだけなんです。そりゃあ、心は動きません。

人が動く順番は、こうです。

感情 → 納得 → 行動

これ、めちゃくちゃ大事です。

最初に「うわ、楽しそう!」「なんかいいかも」と心を動かされて、そのあと「なるほど、それで効果があるのか」と理屈で納得する。

この2つが揃って、ようやく「買ってみようかな」となるわけです。

逆に言えば、どれだけ正しい情報を詰め込んでも、感情が動かなければゼロなんですよね。

順番をデザインする。それが構成設計です

広告でも、LPでも、SNSでも。

反応が出ている人たちは、みんなこの「順番のデザイン」が上手いです。

いきなり売ろうとしない。まず心を動かす。

たとえば…

  • GDTの法則(Goal, Deadline, Teaser)
    最初に「未来のゴール」を見せて、そこから引き込む。
  • QUESTフォーミュラ(Question, Understand, Educate, Stimulate, Transition)
    共感→理解→教育→欲求→行動という感情の導線。
  • PASONAの法則(Problem, Affinity, Solution, Offer, Narrowing down, Action)
    問題提起から入る悩みベースの構成。

これらすべてに共通するのは、「順番ありき」で成り立っているということ。

逆に、順番を無視して「いきなり結論」になっていると、どんなに優れた商品もスルーされてしまう。

お見合いパーティーでいきなり「結婚してください」と言ってるようなもので、怖いし重いし逃げられます。

広告は、プレゼントの渡し方です

商品やサービスは「ギフト」なんですよね。

でも、それをどう包んで、どう渡すかで、受け取ってもらえるかどうかが変わってくる。

広告コピーや構成設計は、いわばラッピングと渡し方です。

相手が一番ワクワクする順番で、丁寧に、さりげなく渡す。

それだけで、伝わり方は劇的に変わります。

あなたの売れない理由は、商品のせいじゃないかもしれません。

もしかしたら、「順番」が、ちょっとズレているだけかも。

次に広告をつくるときは、ぜひ順番を意識してみてください。

ではまた。

P.S.

ちなみに、結局その日の晩ごはんは、娘のリクエストで「野菜炒め」になりました。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。