どうも岩崎です。
今日は、写真を撮るときに多くの人がやってしまうある勘違いについて。
この勘違いを外すだけで、あなたの写真が「きれいだね」から「なんか忘れられない」に変わります。

そもそも潜在意識って何?
「潜在意識」って聞くと、ちょっと心理学っぽくて難しそうに聞こえますよね。
でも実は、日常の中で誰もが使っているものなんです。
例えば、ふと漂ってくるカレーの匂い。
その瞬間、昔食べたカレーの映像や、そのときの気分までよみがえる。
これって、わざわざ思い出そうとしなくても勝手に浮かんでくる「心の引き出し」が開いた状態。
これが潜在意識です。
意識して覚えていることじゃなく、「勝手に反応してしまう」領域。
写真も、この潜在意識をくすぐれば、見た人の心にガツンと残せます。
潜在意識に刺さる写真は何が違うのか?
普通の写真は「きれい」で終わります。
でも潜在意識に刺さる写真は、「なんか忘れられない」に変わります。
そしてそれが後々、「あの店行ってみたい」「あの商品欲しい」につながるんです。
人の心を勝手に動かす3つの仕掛け
人は写真を見たとき、まず無意識で反応します。
その反応を引き出すには、この3つの仕掛けが効きます。
1. 感情のピークを切り取る
笑った瞬間、驚いた瞬間、ホッとした瞬間…感情のピークは脳に焼き付きます。
例えば飲食店なら、料理そのものより「ひと口食べた瞬間の表情」を撮る方が、見る人の想像力が一気に動きます。
2. 予想を軽く裏切る構図
人は予想外に弱い生き物です。
いつも真ん中に被写体がある写真ばかりなら、あえて端に寄せて余白を広くするだけで「おっ」となります。
3. 五感が動く瞬間を見せる
湯気の立つラーメンを見て「今すぐ食べたい」と思う。
夏祭りの写真を見て、ざわめきや太鼓の音が頭の中で鳴る。
こういう五感を呼び起こす写真は、潜在意識にガッチリ刻まれます。
印象が10倍残る撮り方のコツ
- 逆光で空気を変える:順光は無難。でも逆光は一気にドラマが生まれます。
- 色は一色を主役にする:全体を落ち着かせて、一色だけを際立たせる。
- 影やラインで視線を誘導:自然に目が被写体に集まる構図。
- 感情の頂点を逃さない:笑い終わった顔じゃなく、笑い始めた瞬間を狙う。
- 背景にも意味を持たせる:ただの背景に物語を足すと深みが出ます。
構図で潜在意識を刺激する方法
- 三分割構図で間をつくる
- 余白を使って感情を喚起させる
- 前ボケ・後ボケで奥行きを出す
- シルエットで想像力を誘う
試すだけで写真が変わるシンプルな練習法
同じ被写体を「普通」と「印象的」の2パターンで撮ってみてください。
見比べたときに「なんかこっちの方がいい」と感じたら、その理由を言葉にする。
この繰り返しだけで、写真の精度は確実に上がります。
感情が動く瞬間こそが勝負
撮影現場での一瞬の笑顔や、ため息、驚きの表情。
この感情のピークを逃さず切り取れたとき、写真はただの記録から「記憶」に変わります。
これは技術よりも、被写体をよく観察して、その瞬間を感じ取る感覚がものを言います。
忘れられない一枚を残すために
印象に残る写真は、スキルだけでも心理だけでも作れません。
光や構図に感情とストーリーを掛け合わせる。
それが、潜在意識に刺さる忘れられない一枚を作るための本質です。
もちろん、この方法を使ったからといって、全員の心に刺さるわけではありません。
10人中0人だったものが、10人中1人になるくらいの変化かもしれません。
でも、この「1人」が動くことが、商売にとってはとても大きいんです。
0は何を掛けても0ですが、1になれば、そこから先は掛け算が始まります。
ではまた。
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