この記事の要点
- やる気を待っていると、大事なことほど後回しになりやすいです。
- 実際には、気分が先ではなく、少し動いた後にやる気が乗ってくることが多いです。
- 最初の一歩を軽くすることと、完璧主義を弱めることが、行動を続けるうえでかなり大事です。
どうも岩崎です。
この前、ちょっと手をつけた方がいい作業があったんですが、なんとなく気分が乗らなかったんですね。
まあ、もう少しやる気が出てからにしようかなと思って、別の軽いことを先にやっていたわけです。ところが不思議なもので、その軽いことを少しやっているうちに、頭が動き始めて、結局後回しにしていた作業の方にも手をつけられたんです。
これ、昔から何度もあるんですよね。やる気が出たから動いたというより、少し動いたからやる気がついてきた、みたいな感じです。
今日はその話です。やる気が出るまで待つ人ほど、行動が続かない理由、という話ですね。

やる気を待つと、大事なことほど後回しになりやすいです
ここはかなりあります。
やる気が出たら始めよう。気分が乗ったら書こう。もう少し整ってから動こう。こういう考え方って、感覚としてはすごく自然なんですね。誰でもそう思いやすいです。
でも、実際にはその待ち方をしていると、必要なことほど後ろに回りやすくなります。なぜなら、大事なことほど重いからです。記事を書く。導線を見直す。商品ページを改善する。発信の方向を考える。こういうのって、軽い作業ではないですよね。だから、気分が完璧に整う瞬間なんて、そうそう来ないわけです。
比較するとわかりやすいです。
- やる気が出るのを待ってから動く人
- 少しでも動ける形にして先に手をつける人
進みやすいのは、やっぱり後者なんですね。前者は気分次第で止まりやすいですが、後者は気分が整う前でも前進できます。
実際には、行動が先で、気分は後からついてくることが多いです
ここが今日のかなり重要なところです。
私たちはつい、気分が整ってから動くものだと思いがちなんですが、現実は逆のことがかなり多いんですね。少し始める。少し形になる。少し流れに乗る。そうすると、だんだん気分が追いついてくるわけです。
たとえば、記事を書くのが重い時でも、タイトルだけ決める。見出しだけ置く。冒頭だけ書く。ここまでやると、最初の静止状態よりは動きやすくなります。つまり、ゼロから一がいちばん重いんですね。
私はこれ、自転車の漕ぎ始めみたいなものだと思っています。止まっている時がいちばん重い。でも一回少し転がり始めると、あとはさっきより軽くなるんですね。
なので、自分を動かすうえで大事なのは、やる気を増やすことだけではなく、最初のひと漕ぎを軽くすることなんです。
最初の一歩が重い人は、能力よりも設計の問題かもしれません
ここもかなり誤解されやすいですね。
最初の一歩が重いと、自分は怠けているんじゃないか、自分は行動力がないんじゃないか、と考えがちです。でも実際には、やることが大きすぎる、曖昧すぎる、準備が整っていない、ということもかなり多いです。
記事を書く、だと重いです。でも、タイトルを三つ出す、なら少し軽くなります。動画を作る、だと重いです。でも、話すポイントを三行だけ書く、なら少し動けます。LPを改善する、だと重いです。でも、ファーストビューの見出しだけ見直す、なら着手しやすいです。
つまり、止まっている理由は、気合い不足ではなく、一歩目の設計が荒いだけかもしれないんですね。
比較するとこうです。
- 大きな単位のまま、やる気で乗り越えようとする人
- 最初の一歩を小さくして、先に動き出す人
長く見て進むのは、後者なんですね。派手ではないですが、止まりにくいです。
完璧主義は、着手のハードルを必要以上に上げます
ここはかなり大きいです。
やる気が出ないと言っている人の中には、実際にはやる気がないわけではなく、ちゃんとやらなきゃいけないと思いすぎて重くなっている人がかなりいます。
中途半端では出せない。最初からある程度良くないと意味がない。出すならちゃんとしたものにしたい。こういう感覚ですね。気持ちはすごくわかります。でも、これが着手をかなり重くします。
なぜなら、始める前から完成度を求めてしまうからです。
たとえば、最初の段階で必要なのは、完璧な記事ではなく、叩き台かもしれません。完璧な発信ではなく、まず一本出して反応を見ることかもしれません。完璧な導線ではなく、現状より少しマシにすることかもしれません。
でも、完璧主義が強いと、最初から完成形を求めてしまうんですね。すると当然、気が重くなります。やる気が出ないのではなく、始める条件が厳しすぎるわけです。
進む人は、完成ではなく着手を大事にしています
ここもかなり重要ですね。
前に進む人って、最初からすごい完成度で出しているように見えることがあります。でも実際には、最初の段階ではそこまで求めていないことが多いです。まず出す。まず置く。まず試す。その後で直す。この順番なんですね。
つまり、評価しているものが違います。
- 最初から良いものを作ろうとする人
- まず着手して、後から整える人
後者の方が、結果として量も経験もたまります。すると、あとから質もついてきやすいんですね。前者は質を大事にしているつもりで、実は量も経験も失いやすいことがあります。
私はこれ、かなりもったいないと思っています。ちゃんとやりたい気持ちが強い人ほど、着手さえできれば本当は伸びやすいからです。
やる気がないのではなく、動き出す前提が重すぎるだけかもしれません
ここまでの話を少しまとめると、行動が止まっている時って、やる気がゼロというより、最初の条件が重すぎることが多いんですね。
やることが大きい。曖昧。準備ができていない。最初から完成度を求めすぎている。このどれかがあるだけで、人はかなり止まりやすくなります。
だから、もっと気合いを入れようとする前に、最初の一歩を軽くした方がいいんです。ひと見出しだけ書く。ひと段落だけ直す。画像を一枚選ぶ。タイトル候補だけ出す。こういうことですね。
小さいですが、この差はかなり大きいです。なぜなら、一回動き始めると、気分の方が後から追いついてくることが多いからです。
やる気が出るまで待つ人ほど、行動が続かない理由
ここまでの話をまとめると、やっぱりこれなんです。
やる気が出るまで待つ人ほど、行動が続かない理由は、大事なことほど重く、気分が完璧に整う瞬間なんてそうそう来ないからです。待っている間に後回しになり、動けない自分を責めやすくなります。でも実際には、行動が先で、気分は後からついてくることが多いんですね。
だから、自分を動かしたいなら、やる気の有無を見るより、最初の一歩を軽くした方がいいです。そして、完璧主義で始める条件を厳しくしすぎていないかも見た方がいいわけです。完成度より、まず着手。ここを大事にした方が、現実は前に進みやすいんですね。
次回は、その流れで、自分を動かせる人は、結局いちばん自由です、という話に入っていきます。
よくある質問
-
やる気がないから行動できないのではないのですか?
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私は、そうとは限らないと思っています。実際には、やる気がないというより、やることが重すぎる、曖昧すぎる、最初から完成度を求めすぎている、という理由で止まっていることがかなり多いです。
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最初の一歩を軽くするには、どうしたらよいですか?
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作業を小さく切ることですね。記事を書くではなくタイトルを決める、発信するではなく見出しを一つ置く、改善するではなく一か所だけ直す。こうすると、静止状態から動き出しやすくなります。
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完璧主義は、なぜ行動を止めやすいのですか?
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始める前から完成形を求めてしまうからです。最初の段階で必要なのは叩き台や試作であることが多いのに、そこに完成度を求めると、着手の条件が厳しくなって気が重くなりやすいんですね。
P.S.
昔の私は、気分が乗らない日に無理に待つことがけっこう多かったです。でも今思うと、待っていて急に立派なやる気が降ってくることなんて、そんなになかったですね。だったら、少しだけでも動いてしまった方が早かったわけです。あの頃の自分に言うなら、立派なやる気を待つな、まず見出しだけ置け、ですね。
