この記事の要点
- 知っているだけでは、人はなかなか動けません。
- やる気や行動力の差は、意志の強さより、自分を動かせる仕組みの差として出やすいです。
- だから、他人を動かす力だけでなく、自分を動かす力も必要になります。
どうも岩崎です。
人って、不思議ですよね。
痩せたいなら食べすぎを減らして少し動けばいい。早く寝たいならスマホを閉じて寝ればいい。売上を作りたいなら、必要な発信をして、必要な導線を整えて、必要な改善を続ければいい。頭では、だいたいわかるわけです。
でも、現実はそうならないんですね。
ダイエット本を読んだ人が全員痩せるわけじゃない。禁煙のやり方を知った人が全員やめられるわけでもない。集客の考え方を学んだ人が全員、発信も改善も続けられるわけでもない。知っているのに動けない。これって、かなり普通のことなんです。
今日はその話をしたいんですね。知っているのに行動できないのはなぜか。やる気と行動力の正体、という話です。

知っている人と、動ける人は同じではありません
ここ、かなり大事です。
世の中には、知識がある人はたくさんいます。やり方を知っている人も多いです。SEOなら何を書けばいいか知っている。SNSなら何を発信すればいいか知っている。写真ならどう見せれば良いか知っている。営業ならどんな流れが大事か知っている。
でも、実際に動ける人は、そこまで多くありません。
この差って、かなり大きいんですね。しかも、知識の量で決まるわけでもない。むしろ、知識はそこそこでも、ちゃんと動ける人の方が現実は前に進みやすいことがあります。
比較するとわかりやすいです。
- 知識は多い。でも動かない人
- 知識は完璧じゃない。でも動く人
どちらが変わるかというと、やっぱり後者なんですね。
もちろん、知識があること自体は大事です。でも、知識は実行されなければ現実を変えません。ここを見落とすと、学び続けているのに、なぜか景色だけ変わらない、という状態になりやすいわけです。
正しい方法を持っていても、実行できなければ意味がありません
ここも比較すると、かなりはっきりします。
たとえば、Aさんは正しい方法を知っています。記事の構成もわかっている。発信の流れもわかっている。写真の見せ方もわかっている。でも、なかなか手がつかない。後でやろうと思っているうちに時間が過ぎる。完璧にやろうとして止まる。気が重くなって先送りする。
一方で、Bさんは知識としてはAさんより少し粗いかもしれません。でも、まずやる。少しズレても出す。反応を見て直す。止まりながらでも、また動く。
どちらが結果に近づくかというと、やっぱりBさんなんですね。
つまり、正しい方法を持っていることと、現実を変えられることは同じではありません。間にあるのが、動けるかどうかです。そしてこの差が、そのまま大きな差になっていきます。
やる気がある人と、行動できる人も違います
ここも、かなり誤解されやすいところです。
行動できないと、すぐに やる気がない と思われがちなんですね。でも実際には、やる気がないわけじゃない人ってかなり多いです。むしろ真面目な人ほど、やらなきゃいけないことはわかっているし、気にはしているし、頭の中では何度も考えています。
ただ、それでも動けない。つまり、やる気があることと、行動できることは別なんです。
ここも比較するとわかりやすいです。
- やらなきゃと思っている人
- 実際に手をつけられる人
この2人は似ているようで違いますよね。
前者は気持ちはある。でも止まっている。後者は完璧じゃなくても動いている。現実を変えるのは、やっぱり後者なんです。つまり、問題は気持ちの有無だけではなく、動ける状態になっているかどうかなんですね。
短期で頑張る人と、長く続けられる人も違います
ここもかなり重要です。
人によっては、短期ならかなり頑張れるんですね。やるぞと決めて、数日とか数週間なら走れる。これはこれで立派です。でも、ビジネスって短距離走じゃないんですよね。
ブログも、SNSも、広告改善も、写真の見せ方も、売れる導線づくりも、全部 一回やって終わり ではありません。何ヶ月も、何年も、付き合う話だったりします。
ここで差が出ます。
- 短期で気合いを入れて走る人
- 無理なく続けられる形を作る人
最初は前者の方が勢いがあるように見えます。でも、長くなると後者の方が強いんですね。なぜなら、止まりにくいからです。
私はここが、かなり大事だと思っています。正しいやり方を知っているかどうかだけではなく、そのやり方を自分が続けられるかどうか。ここまで見ないと、現実には回らないわけです。
知識は増えているのに現実が変わらない時は、行動力の見方を変えた方がいいです
もし今、学んでいるのに現実が変わらない感じがあるなら、私はここを見た方がいいと思います。
もっと知識が必要なのかな。もっと別のノウハウが必要なのかな。もちろん、そういう場合もあります。でも、実際にはそうじゃないこともかなり多いんですね。
もう必要なことは、だいたい知っている。何をやるべきかも、薄々わかっている。でも、そこから先に進めない。これなら、問題は知識不足ではなく、行動できる形がないことかもしれません。
つまり、行動力って、気合いを絞り出す能力だけではないんです。むしろ、自分が手をつけやすい形にできているか、止まりにくい流れを持てているか、そっちの方が現実では大きかったりします。
なぜ自分を動かす力が必要なのか
ここで、やっと本題です。
なぜ自分を動かす力が必要なのか。答えはかなりシンプルで、正しいことを知っているだけでは、人は変わらないからです。
他人を動かす力を学んだ。なるほど、こうすれば反応が起きやすいのか。それは大事です。でも、その学びを使って発信しない、改善しない、見直さない、続けないなら、結局現実はそのままなんですね。
つまり、他人を動かす力だけでは足りないわけです。もう片方、自分を動かす力が必要になる。自分が手をつける。続ける。試す。直す。この力があるから、知識が現実に変わっていきます。
比較すると、かなりはっきりします。
- 他人を動かす方法を知っている人
- 他人を動かす方法を知っていて、自分も動ける人
後者の方が、当たり前ですが強いです。知っているだけで終わらないからです。
人は弱いのではなく、そう簡単には動けない生き物です
ここ、少し大事に言いたいんですね。
動けないと、すぐに自分は意志が弱いとか、根性がないとか考えがちです。でも私は、そこまで単純じゃないと思っています。人って、そもそも 正しいからやる というふうには、そんなに綺麗にできていないんですよね。
だから、動けないこと自体を責めるより、どうしたら動けるかを考えた方が現実的です。知っているのに動けないのは、自分だけがダメなんじゃない。人間の標準仕様みたいなものなんです。だったら必要なのは、気合いより設計です。
この話は、次の日以降でもう少し深くしていきますが、少なくとも最初に知っておきたいのはここですね。人は、正しいことを知っているだけでは動かない。だからこそ、自分を動かす力が必要になる、ということです。
やる気と行動力の正体は、意志の強さだけではありません
なので、今日のDay1で言いたいのは、これです。
知っているのに行動できないのはなぜか。知っていることと、動けることは別だからです。やる気があることと、行動力があることも同じではありません。知識がある人と実行できる人の差は、能力よりも、自分を動かせるかどうかに出やすい。だから、現実を変えたいなら、他人を動かす力だけでなく、自分を動かす力も必要になるわけです。
次回は、その自分を動かす力を考えるうえで避けて通れない、気合いで動ける人ほど、どこかで止まる、という話に入っていきます。
よくある質問
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知っているのに行動できないのは、意志が弱いからですか?
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私は、単純にそうとは思っていません。人は正しいことを知っているだけでは動かないことが多いので、意志の強さより、動ける形があるかどうかの方が大事だと考えています。
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他人を動かす力があれば十分ではないのですか?
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十分ではありません。方法を知っていても、自分が実践しなければ現実は変わらないので、自分を動かす力も必要になります。
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何から見直せばよいですか?
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まずは、自分が 何を知らないか ではなく、何を知っているのに止まっているか を見ることですね。そこに、自分を動かす力の課題が隠れていることが多いです。
P.S.
昔の私は、もっと知らなきゃいけないんだと思っている時期がかなりありました。でも今思うと、知らないことより、知っているのに止まっていることの方がずっと多かったんですね。あれは少し切ないです。でも、そこに気づくと、次に見る場所が変わるわけです。
