帯状疱疹ワクチンと認知症。離れて見えるものが、つながっているのかもしれません

この記事の要点

  • 帯状疱疹ワクチンの接種と、認知症リスク低下の関連を示した研究があります。
  • 脳の健康は、神経だけでなく、免疫や炎症の視点からも見た方がよいのかもしれません。
  • 私は専門家として断定する立場ではありませんが、脳の話を脳だけで終わらせない視点は大切だと感じます。

どうも岩崎です。

人って、目の前の不調には反応しやすいんですよね。痛い、つらい、忘れる、眠れない。見えている症状が強いからです。でも身体というのは、離れて見えるもの同士が、あとから振り返るとつながっていた、ということが案外あるわけです。

最近、研究報告を見ていて、かなり気になったのが、帯状疱疹ワクチンと認知症リスクの関係です。一見すると、かなり遠い話に見えますよね。皮膚や神経の痛みを防ぐためのワクチンと、脳の話がつながるのか、と。

脳の健康を考えるとき、免疫の視点も無視できないのかもしれません

Natureに掲載された研究では、帯状疱疹ワクチンを接種した人は、接種していない人に比べて、その後の認知症診断の確率が相対的に低かった可能性が示されています。女性の方が、その影響がより大きく見られたという報告もありました。

ただ、ここは大事だと思うんですが、ワクチンを打てば認知症を防げる、と私が言いたいわけではありません。私は専門家ではありませんし、医療的な結論を出す立場でもありません。ただ、研究を見ていると、脳の健康を考えるときに、神経だけでなく、免疫や炎症のような土台も一緒に見ていく必要があるのかもしれない、と感じるわけです。

見えている症状だけを追うと、手前の変化を見落としやすい

帯状疱疹は、加齢や疲労などで免疫が落ちたときに、体内に潜んでいたウイルスが再活性化して起こるとされています。だから、この話は単に皮膚症状の話ではなく、神経や免疫の状態をどう見るか、という話にもつながってくるわけです。

私はこういう研究を見ると、やっぱり人は見えている症状だけを問題にしがちなんだなと思うんですね。物忘れが出たら脳だけを見る。痛みが出たらそこだけを見る。でも、実際にはもっと手前にある変化、たとえば免疫の落ち込みや炎症の積み重ねみたいなものが、静かに関わっていることもあるのかもしれません。

もちろん、これは私なりの受け取り方です。研究をそのまま日常に単純化するのは危ないですし、専門的な判断は医療機関に委ねるべきです。ただ、結果だけを見ると遅いことがある、という感覚は、健康でも仕事でも案外共通している気がします。

予防とは、目立たないけれど意味のある設計なのかもしれません

予防って、派手じゃないんですよね。やった瞬間に大きな変化を感じるものでもない。だから後回しにされやすい。でも、何かが起きてから慌てて対処するより、ずっと現実的です。

今回の研究も、すぐに答えを出すためというより、脳の健康を考えるときに、免疫や感染の視点も入れておいた方がいいかもしれない、という入口として受け取るのが自然だと思います。脳の話は脳だけで終わらない。そう考えると、見え方がかなり変わってきます。

だから、今日のDAY6で私が言いたいのは、これですね。

帯状疱疹ワクチンと認知症リスク低下の関係は、今後さらに注目されるテーマの一つかもしれない。そして、脳の健康は神経だけではなく、免疫や炎症のような見えにくい土台ともつながっている可能性がある。

見えている症状だけで判断しない。この視点があるだけで、脳科学の話はかなり日常に近づいてくると思うわけです。

よくある質問

帯状疱疹ワクチンで認知症は防げますか?

そこまで断定はできません。ただし、認知症リスクの低下との関連を示した研究はあります。

なぜ脳と免疫が関係すると考えられるのですか?

感染や炎症が神経系にも影響しうると考えられており、脳の健康を免疫と切り離して見ない視点が注目されています。

この研究をどう受け止めればよいですか?

今すぐ結論を出すというより、脳の健康を考えるときに、免疫や生活習慣も含めて見る視点が大切だと受け取るのが自然だと思います。

P.S.

予防って、やった瞬間にドラマがないんですよね。でも、何も起きないこと自体に意味がある。これって、商売でも健康でも、案外あとから効いてくる話なのかもしれません。

参考


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。