- ランディングページで案内したい商品・サービスがある
- けど、デザイン経験も知識もない
- だから、簡単にデザインのコツを知りたい
今回はこのような悩みを抱えている方に向けて紹介しています。
- 前半は「ランディングページのデザインのコツとは」
- 後半は「実際にランディングページを作成できるWebツール」
をご紹介します。
デザイン経験のない方でも、すぐに実践できるような工夫です。
ランディングページをデザインする5つのコツ
「デザインって、センスや経験が必要じゃないの?」
デザインと聞くと、こんなことを考える方も多いです。
確かに、ウェブデザイナーという職業があるくらいですから、
- 人々を感動させて魅了したり、
- 芸術的なデザインだったり、
- ゴージャスなデザインは、
デザイン経験のない、知識不足の私たちには不可能ですが、
文章を読みやすくすることはできます。
つまり、可読性を上げる工夫は、コツさえ知っていれば、経験がなくてもできてしまいます。
こういった工夫も、一種のデザインといえます。
必ずしも、優れたデザインである必要はありません。
具体的には、以下の工夫になります。(コピーライティングのNot Read対策)
1)適度な改行を入れる
もしも、小説の改行が1つもなかったとしたら…
いくら村上春樹さんや、東野圭吾さんが書いた小説でも読みたい気持ちになりませんね。
これは、ランディングページでも同じです。
いくら素晴らしいコピーライティングを書いたとしても読みにくいのは、普通にもったいないです。
文章は1段落2〜3行に収めて適度に改行をいれましょう。
適度な改行で文章を見た時に、きれいな印象を与えます。
すると、読み手の負担も減りますよ。人の脳は、理解しにくい文章は排除するという機能があります。
2)強調箇所は太字にする
どの文章にも「ここは声を大にして言いたい」という自分なりの思い入れのある文章・単語があります。
その文章・単語を、太字にして強調しまししょう。
ただし、太字にしすぎるのは避けましょう。
強調箇所が流し読みでも目立つように、あくまで最低限にです。
3)イメージ画像を配置する
文章をイメージしたような画像を配置すると見栄えがよくなります。
また、理解度も変わります。
無料でも、ダウンロードできるサイトはたくさんありますので、イメージ画像を適度に配置しましょう。
商用利用可能な素材サイトを活用しましょう。(例えば、Adobe Stock)
4)自分もしくは自社の雰囲気が伝わる画像を配置
先程のイメージ画像とは別で、自分の雰囲気が伝わるような画像をプロフィール文と共に配置した方がいいです。
特にウェブなので、この要素は絶対に必要です。
例えば、講師の雰囲気がわからないのに、セミナーに申し込むのは、少し怖いですよね?
- だれがやっているセミナーなのか?
- どんな雰囲気の人なのか?
は、気にする要素です。
プロフィール画像の他にも、組織であれば雰囲気がひと目で伝わる画像も良いです。
特に料理教室やパン教室は、この「雰囲気」が伝わらなければ応募につながらないかもしれません。
私の場合だと、イベントページを固定ページで作成します
「金魚写真アート展」を開催させていただいているのですが、イベントページの一番上、ヘッダーに、過去に開催した会場の写真を使用しています。作成したら、このイベントページを告知するだけなので、それほど難しくはありません。
5)申し込みを迷わせない工夫
「申し込み」はランディングページの一番の目的です。
なので、重要なのは言うまでもないですね。
この申し込みを迷わせない工夫が大事です。
例えば、申し込みフォームへ移動させるボタンを
- ヘッダー画像のちょうど下
- 追伸要素
- 価格要素
といった各要素に配置するなどですね。
ボタンの要素例(リンクはありません)
以上、5つの工夫でした。
すぐにでも実践できるので、ご参考にしてください。
後半は、ランディングページ制作のWebサービスをご紹介いたします。
ランディングページ制作の方法
前半では、デザインの工夫点・コツをご紹介しました。
ランディングページ全体のデザインは、これからご紹介するWebサービスでデザインすると大変効率的です。
これらのWebサービスには、あらかじめテンプレートやデザインの要素が用意されています。
テンプレートを開発しているのは、いずれもプロのWebデザイナーであることがほとんど。
なので、一からデザインする必要がありません。
もちろんスマホ表示も対応していますから、余計な心配も必要なしです。
コンテンツに集中できる点がメリットですね。
以下、ランディングページ制作の方法になります。
ペライチ
ランディングページ作成ツールとして有名なのがこの「ペライチ」というツールです。
こちらもデザインテンプレートが豊富なのと、決済機能といった機能面も豊富です。日本のツールなので安心して使えるツールです。
初心者でも使いやすいツールですので、ぜひ利用してみてほしいです。
試しに1ヶ月間無料で利用できますよ。
Colorfulテーマ
Webマーケッターがよく使うColorfulテーマです。
マーケティングに有効なカウントダウン機能があり、期限内での申し込みを促すことが可能です。
他、ページ作成の上限はなく、量産させることが可能です。
有料ですが、買い切りなので、効果的にウェブマーケティングを実践する為の投資だと思ってください。
注意点として、初心者向けではありません。
中級者〜上級者向けで、画像編集やHTML・CSSの知識がある方向けです。
WordPressの固定ページ(クラシックエディタの場合)
WordPressの固定ページでもランディングページは作成できます。
現在では、ショートコードというデザインを簡易的にできるコード(クラシックエディタの場合)があります。
そのショートコードでは予めデザインされた要素を使用する事ができます。
ショートコードは、有料テーマで使えることが多いです。
また、有料テーマは(取扱説明書)情報量も多いので、編集方法もみなさんが思っている以上に、簡単にわかりますよ。
それぞれのテーマの公式サイトやマニュアルをチェックしてみてください。
WordPressの固定ページ(ブロックエディタの場合)
最近のWordPressはブロックエディタがデフォルトです。
その為、ブロックエディタでの編集を考えて作られたWordPressテーマも多いです。
テーマ依存になりますが、このブロックエディタでのデザインがかなり豊富になっています。
なので、ブロックエディタを活用したランディングページ作成も非常におすすめですよ。
まとめ
今回は「ランディングページでデザインをするポイント」についてお伝えさせて頂きました。
「シンプル・イズ・ベスト」という言葉がありますが、ランディングページもやりすぎない程度のシンプルなデザインが一番です。
ちなみに、前半の5つポイントはランディングページのみに限らずにWebサイトやブログにも当てはまりますよ。
今回のは割と初心者向けな内容でまとめてみました。