言わなくても伝わる強みのつくり方(MSP=にじみ出るポジショニング)

どうも岩崎です。

ある日、昔からの知人に「最近、めちゃくちゃ忙しそうだけど、何してるの?」と聞かれたことがあります。

実はその人、私がどんな仕事をしているのかあまり詳しくは知らないんですけど、なんとなく「忙しそう」「頼られてそう」「相談されてそう」っていう印象はあるらしいんですね。

そのとき、ふと思いました。

「伝えてないのに、伝わってること」って、もしかしたら最強のブランディングなんじゃないか。

今回はそんな「言わなくても伝わる強み」、つまりMSP(Me Selling Proposition)について、感覚じゃなく、仕組みとしてどうにじませるかを話していきます。

USPの時代は終わった?

昔は「USP(独自の売り)」が命と言われてました。

でも今って、ちょっと違います。

競合が多すぎて、「うちだけの特徴」はもう簡単には作れません。

似たようなサービス、似たような機能、似たような価格。

でも、なぜか「なんかこの人に頼みたい」「このお店の方がいい」って思うこと、ありませんか?

これがMSPです。

MSPとは、「にじみ出るポジショニング」

MSPは、Me Selling Proposition。つまり「私という人間そのものが価値」という考え方。

これ、いかに「語らずして伝えるか」がカギなんですよね。

たとえば、やたら誠実そうな雰囲気の人がいて、別に「誠実です」と言ってなくても、「あの人なら信用できる」と思ってしまう。

逆に、「親身に対応します!」とデカデカ書いてあっても、言葉だけだと響かないこともある。

つまり、「どう見られているか」=「にじみ出てる印象」が、そのまま選ばれる理由になる。

プロフィール文や写真は、“にじみ出し”の装置

たとえば、プロフィール文。

「私は◯◯の実績があります」「こんな専門性があります」って書くより、

「毎朝、4時に起きて市場で素材を仕入れてるんです」みたいなエピソードの方が、職人感って伝わりません?

写真も同じ。

ポーズをキメた正面写真より、現場で作業している何気ないスナップの方が、「この人、本物だな」と伝わることが多いです。

にじませるには、演出よりも“積み重ねた日常”を切り取ること。

1000回やった人は、見え方が変わる

私がよく言うのが、「1000回やってから語ろう」という話。

プロフィール文を1000回書いてみる。
写真を1000枚撮ってみる。
近隣の店を1000店まわってみる。

1回や2回では、伝わらないし、にじみ出ない。
でも、1000回やった人には、見た目にも、言葉にも、態度にも、積み重ねが出ます。

それって、意識しなくても“にじみ出る強さ”になります。

伝えようとしない。でも、伝わる。

私たちはつい、「強みは何か?」「それをどう伝えるか?」を考えます。

でも、MSPの本質は「伝える」より「伝わる」です。

自分では特に主張してないのに、「なんかこの人、信頼できる」「ずっと仕事してるみたい」と思われる。

その“にじみ出る強み”が、信頼を生み、選ばれる理由になる。

それがMSP。あなたにしかできない、あなただからこそ伝わる価値です。

ではまた。

P.S.
MSPは「作るもの」ではなく「にじませるもの」。
1000回やってみる。それだけで、言葉の温度も、写真の空気感も、全然違ってきます。
あなたが語らずとも伝わるものを、そっと増やしていきましょう。


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いわさきじゅん

1998年に広告制作会社で写真が始まり、アートイベント会社の広報として活動していました。まだあまりウェブマーケティングが普及していない2006年からSEO(検索エンジン対策)・リスティング広告(PPC広告)・LPO(ホームページ対策)・コピーライティングなど、サポートをしています。