この記事の結論
- 同じストーリーでも「媒体ごとに役割が違う」と割り切ると、使い回しがぐっと楽になる
- ホームページ、LP、ブログ、メルマガ、SNS、それぞれに向いた「長さ」と「角度」がある
- あらかじめ媒体別テンプレを決めておき、AIには変換と整理を手伝ってもらうと運用負担が減る
どうも岩崎です。
前回は、ショート版、ミドル版、ロング版という三つの長さを用意しておく話を書きました。
今日はその続きとして、
- ホームページ
- LP
- ブログ
- メルマガ
- SNS
このあたりの媒体で、ストーリーをどう着替えさせるかを、
実務寄りにまとめていきます。

まず決めておくと楽になる「媒体別の役割」
ストーリーの話になると、媒体ごとに全て違うことを書かなきゃ、
と考えてしまいがちですが、私はもう少し雑に考えています。
媒体ごとに、
ここでは、何を一番してもらえたらうれしいか
だけ決めておく、という感覚です。
ざっくり分けると、例えばこんな感じです。
- ホームページ 私のことを「知ってもらう」場所
- LP ある提案に「申し込んでもらう」場所
- ブログ 考え方や世界観に「触れてもらう」場所
- メルマガ 継続して「関係を深めてもらう」場所
- SNS 興味を持ってもらい「入口に立ってもらう」場所
それぞれ役割が違うので、
同じストーリーでも、
- どこまで詳しく話すか
- どこから話を切り取るか
- どんな気分で読んでほしいか
を変えてあげる必要があります。
ホームページのプロフィールは「ミドル版+中心軸」
ホームページのプロフィールは、多くの方が一番悩むところです。
私はここを、
ミドル版のストーリーをベースに、
自分の中心軸を一番わかりやすく見せる場所
と考えています。
なので構成としては、
- 今やっていることの一行説明
- そこに至るまでのミドル版ストーリー
- その過程で見えてきた「自分が大事にしているもの」
- これからどんな人の力になりたいか
この四つが入っていれば十分です。
ここでのポイントは、
読み手の悩みを全部解決しようとしない
ということです。
ホームページのプロフィールは、
相手の人生を一気に変える場所ではなく、
この人の考え方、なんか合いそうだな
と感じてもらう第一印象の場所です。
なので、ストーリーも「ミドル版」で十分。
ロング版を全部詰め込むと、逆に重たくなりやすいですね。
LPでは「ショート版+商品との橋渡し」に徹する
LPに載せるストーリーは、役割がだいぶ違います。
ここでの役割は、
この商品やサービスをこの人から受ける理由
を補強することです。
なので、構成としては、
- ショート版のストーリー(なぜ私がこれをやるのか)
- そこから自然に商品コンセプトにつながる一文
- 読み手の悩みとの接点を一つだけ明確にする
くらいでちょうどいいと感じています。
例えば、こんなイメージです。
私自身、短期の売上ばかり追いかけて疲れ果てていた時期がありました。
積み重ねに振り切ることで、自分も相手も無理をしない働き方に切り替えられた。
この講座は、その経験をもとに、忙しくて時間がない方でも少しずつ整えていける設計にしています。
これくらいの長さであれば、
商品の世界観を支える一節として、すっと読んでもらえます。
LP全体でやりがちなのは、
冒頭からロング版ストーリーを置いてしまうこと
です。
読み手は、今の悩みを解消できるかどうかを知りたいので、
ストーリーはあくまで「橋」程度にとどめておいたほうが、流れとしては自然になります。
ブログはロング版で「世界観の裏側」まで見せる
ブログは、一番ロング版と相性がいい場所です。
ホームページやLPでは書ききれなかった、
- 迷っていた時期の細かい感情
- うまくいかなかった試行錯誤
- そこで出てきた自分の弱さや矛盾
まで含めて、じっくり書いていい場所ですね。
ここは、
ブランドの「裏側」を見せる場所
だと割り切るのが合っていると感じています。
なので、
- 一回のブログでテーマは一つに絞る
- ロング版ストーリーを、見出しごとに区切って展開する
- 最後に「今日の話が、読み手のどんな一歩に役立ちそうか」を一行で書く
という形にしておくと、読み手もAIも理解しやすい構造になります。
メルマガは「日常+ミドル版」を何度も回す場所
メルマガは、少し役割が特殊です。
私はここを、
日常のちょっとした出来事と、
ミドル版ストーリーを何度もかみ砕いて届ける場所
として使うことが多いです。
構成としては、
- 日常のエピソード(今日あったこと)
- そこからつながる、小さめの気づき
- 過去のミドル版ストーリーの一部を重ねる
- 最後に、読み手への問いかけや提案
という流れですね。
ブログが「図書室」だとしたら、
メルマガは「おしゃべりしながら本を紹介する場所」という感じです。
なので、同じ話を何度か角度を変えて出すくらいでちょうどいい。
一回で全部伝えきろうとしないことが、長く続けるうえでも大事だと思っています。
SNSはショート版で「引っかかり」を作るだけでいい
SNSは、役割が一番分かりやすいかもしれません。
私はここを、
ショート版ストーリーで、小さな引っかかりだけを作る場所
と位置づけています。
例えば、
一発逆転を目指して疲れ果てた時期がある。
積み重ねに振り切ったら、やっと呼吸が楽になった。
今日は、そのきっかけになった一件のクレームの話を書こうと思う。
みたいな感じです。
SNSの投稿だけで全部を語ろうとすると、
どうしても情報が薄くなりがちなので、
- 興味を持ってもらう
- 考え方の断片を見せる
- ブログやメルマガへの動線を貼る
という役割に絞っておいたほうが、全体としてバランスが取りやすいです。
NotebookLMやAIで「媒体別テンプレ」を一気に作る
ここまで読むと、
媒体ごとにこんなに分けるのは大変そう
と感じるかもしれません。
そこで便利なのが、NotebookLMをはじめとするAIです。
例えばNotebookLMに対して、
- このロング版のストーリーを読み込んでください
- ホームページ用のプロフィールとして、三百〜五百文字にまとめてください
- LPの一節として使える、三行の導入文を三案出してください
- SNS投稿の一文として使える、百文字前後のフレーズを五案ください
という感じで頼むと、媒体別のたたき台が一気にそろいます。
もちろん、そのままコピペではなく、
- 自分の言葉に少し直す
- 本当に中心軸とつながっているかチェックする
という仕上げは必要ですが、ゼロから考えるよりは圧倒的に楽になります。
明日は、この「媒体ごとの役割」の話を、
コアブランドやコンセプトのレイヤーとどうつなぐか、という視点から掘り下げてみるつもりです。
P.S.
昔の私は、ホームページもLPもブログも、全部ロング版ストーリーをねじ込んでいました。
自分でスマホから読み返してみて、途中でそっと閉じたくらいには、読みにくかったです。
そこからようやく、
ここはショートでいいか、ここだけちょっと厚めにしよう、
という「媒体ごとの距離感」を考えるようになりました。
今もときどき盛りすぎるので、そのたびに自分で自分を編集しているわけです。
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