どうも岩崎です。
先日、クライアントさんのブランドカラーについて相談を受けたんですが、 「なんとなく青が良さそうだから青にしてます」と言われたんですね。
いや、そのなんとなくが一番危ないんですよ。
色って、見た瞬間に人の感情を動かすので、 正しく使えば味方になるし、間違えると全てがチグハグになるんです。
僕らはつい「好きだから」「きれいだから」で色を選びがちなんですけど、 本当はもっと重要な基準があります。

色には空気の温度がある
青・緑・紫・グレーには、はっきりとした印象の違いがあります。
それぞれ、人の心にこんな反応を起こします。
- 青:冷静・信頼・客観性
- 緑:安心・調和・安定
- 紫:高級感・神秘性・特別感
- グレー:誠実・説明・落ち着き
同じ内容の資料でも、 青なら「客観的」 緑なら「安心」 紫なら「特別」 グレーなら「落ち着いた印象」 に見える。
つまり、
色は感情の空気をつくる装置なんです。
経営者が色を使い分けるなら「目的」から選ぶ
ここで大事なのは、 どの色が良い悪いではなく、 目的に合っているかどうかです。
例えば、
- 理念 → 青か緑(信頼・安定の空気)
- 値上げの説明 → グレー(落ち着き+誠実)
- 新商品 → 紫(特別感)
- 数字の報告 → 青(客観性が伝わる)
- 採用ページ → 緑(安心感)
経営者は、言葉より伝わる空気のほうが大事な場面が多いので、 色の選択だけで誤解が減ります。
だから、「なんとなく青が好きだから青」は危険なんです。 相手の感情とズレる可能性が高いので。
ビジュアルマーケティングへの落とし込み
写真でもデザインでも、 この4色はよく登場する基本色なので、 ちょっと意識するだけで印象が一気に変わります。
例えば、
- 青 → 無駄のない構図、直線、硬めの光。ビジネス系のブランドに強い。
- 緑 → 柔らかい光、自然、ナチュラルな背景。安心・親しみを持たせたい企業に向いている。
- 紫 → 暗めの背景、コントラスト高め、質感重視。高級サービス・プレミアム商品の世界観に使える。
- グレー → 淡い背景、余白、整ったレイアウト。説明・資料・誠実さを示すビジュアルに最適。
大事なのは、 温度を合わせることです。
青い世界観で「親しみやすいです!」と言ってもズレるし、 紫の世界観で「安く見せたい!」はそもそも無理があります。
色は、テキストよりも速く相手に届きます。
だからこそ、ビジュアル設計の初期段階で 「どの空気で伝えるか?」 を決めてしまうのが一番なんです。
P.S.
色の心理を知っていると、 写真も資料も、ほんの少しの工夫で整い始めます。
特に経営者は、 空気づくりがそのまま信頼につながりますからね。
色を選ぶというより、 空気を選ぶ意識で使っていくのが良いと思うわけです。
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