現代は、便利家電の普及により、家事や仕事がどんどん楽になってきています。しかし、便利な生活に浸りすぎて、脳を使わない時間が増えるのは、とてももったいないことです。
脳は、使わなければどんどん衰えていきます。脳を活性化させるためには、日常生活の中で、あえて「ラクで便利な方法」を選ばないことが大切です。

例えば、掃除をするとき、掃除機を使うのではなく、ほうきやちりとりを使うと、脳は活性化します。掃除機を使うと、スイッチを押すだけで、床の汚れが吸い取れます。しかし、ほうきやちりとりを使うと、まず、はたきでほこりを落とし、その後、ほうきで掃除をし、最後に雑巾で拭くというように、さまざまな手順を踏まなければなりません。
この段取りを考えることで、脳は活性化されます。空間を把握したり、時間を考慮したり、手順を工夫したりと、複雑な作業をこなす必要があるからです。
また、料理をするときも、レシピ通りに作らず、自分なりにアレンジを加えるのもおすすめです。レシピ通りに作れば、誰でも簡単に作ることができます。しかし、自分なりにアレンジを加えることで、創造性や発想力が鍛えられます。
このように、日常生活の中で、あえて「面倒くさい」「やっかいだな」と思うことを選ぶことで、脳を効率よく鍛えることができます。
以下に、脳トレに効果的な日常生活の工夫をいくつかご紹介します。
- 掃除は、ほうきやちりとりを使う。
- 料理は、レシピ通りに作らず、自分なりにアレンジを加える。
- 買い物は、リストを作ってから行く。
- 会話は、相手の話に耳を傾け、質問をする。
- 新しいことに挑戦する。
ぜひ、これらの工夫を日常生活に取り入れて、脳を活性化させましょう。