この記事の要点
- 人が動けるかどうかは、意志だけでなく環境の影響をかなり受けます。
- 通知、机、ネタ出し、作業導線を整えるだけで、行動の重さはかなり変わります。
- 頑張って動くより、自然に動ける状態を先に作る方が、長く安定して続きます。
どうも岩崎です。
この前、ちょっとした作業をやろうと思って机に向かったんですが、気づいたら別のことをしていたんですね。
パソコンを開いたらメールが見えて、メールを見たら別件が気になって、ついでに調べ物をして、気づけば最初にやろうと思っていた作業が後ろに追いやられていたわけです。別にサボろうと思っていたわけではないんです。でも、結果的には進まないんですね。
昔はこういう時、自分の集中力がないとか、意志が弱いとか考えていたんですが、今は少し見方が違います。これは気合いの問題というより、環境がそうなっていただけかもしれない、と思うようになったんですね。
今日はその話です。頑張る前に、動ける環境を作った方が早いです、という話ですね。

行動は、意志だけで決まるわけではありません
ここはかなり大事です。
人はつい、動けるかどうかを気持ちの問題にしがちですよね。やる気があるか。気合いがあるか。根性があるか。もちろん、それもゼロではありません。でも実際には、環境の影響をかなり受けています。
たとえば、机の上が散らかっている。スマホの通知が鳴る。開いた瞬間に別件が見える。何から始めるか決まっていない。こういう状態だと、動きたい気持ちがあっても、かなり重くなるんですね。
逆に、やることが一つに絞られている。余計な通知がない。必要なものがそろっている。始める順番が決まっている。こういう状態だと、同じ人でも動きやすさはかなり変わります。
比較するとわかりやすいです。
- 意志だけで頑張って動こうとする人
- 動きやすい状態を先に作っている人
長く安定して進むのは、やっぱり後者なんですね。前者はその日によってブレやすいですが、後者は環境が支えてくれるからです。
通知は、思っている以上に行動を切ります
まず、かなりわかりやすいのが通知ですね。
スマホの通知、メールの通知、チャットの通知、SNSの通知。これって一つ一つは小さいんですが、行動の流れをかなり切ります。しかも怖いのは、本人は少し見ただけのつもりなんですよね。でも、その少しで集中の流れは切れてしまうことが多いわけです。
特に、着手したばかりの時は弱いです。まだ流れに乗っていないので、横から別の情報が入ると、そのまま持っていかれやすいんですね。
だから、頑張って集中しようとする前に、そもそも邪魔が入りにくい状態を作る方が早いです。通知を切る。スマホを視界から外す。作業用の画面以外を閉じる。こういうのは地味なんですが、かなり効きます。
机の状態は、そのまま頭の重さにつながります
これもかなりあります。
机の上にいろいろ物があると、それだけで気が散ります。しかも、物理的に散らかっているだけではなく、未処理のものが見えている状態が、頭の中に小さなノイズを増やすんですね。あれもやらなきゃ、これも返さなきゃ、あれも気になる。こうやって、目の前の一つに入りにくくなります。
なので、作業を始める前に、机の上を完璧に片づける必要はないんですが、少なくとも今やることに関係ないものを視界からどけるだけでも違います。環境って、気分の問題ではなく、注意の配分に直結しているんですね。
私はこれ、かなり大事だと思っています。集中力を増やすというより、散る理由を減らす方が早いからです。
ネタ出しと実作業を同じ時間にやると、止まりやすくなります
ここは発信や集客でかなり重要ですね。
ブログを書く。SNSを投稿する。動画を撮る。こういう時に、何を書こうかを考える時間と、実際に形にする時間を同じにしてしまうと、かなり重くなります。なぜなら、考えることと作ることを同時にやるからです。
たとえば、今日は記事を書こうと思って座ったのに、テーマが決まっていない。切り口も決まっていない。タイトルも決まっていない。これだと、書く前にかなりエネルギーを使いますよね。すると、書くこと自体がどんどん重くなるわけです。
逆に、ネタ出しは別日にやっておく。タイトル候補をいくつか作っておく。見出しだけでも決めておく。こうしておくと、書く日はかなり軽くなります。同じ人でも、着手のしやすさがぜんぜん変わるんですね。
- その場でテーマも構成も全部考える人
- ネタ出しと実作業を分けている人
長く続くのは、やっぱり後者です。才能というより、導線設計の差なんですね。
作業導線が悪いと、やる気を使いすぎます
これはかなり見落とされやすいです。
ファイルがどこにあるかわからない。必要なリンクがすぐ出てこない。投稿画面まで何回も移動しないといけない。画像の置き場所がバラバラ。毎回同じ設定を手でやっている。こういう小さな面倒が積み重なると、それだけでかなり気力を使うんですね。
しかも、一つ一つは小さいので軽く見られがちです。でも、行動ってこういう細かい摩擦で止まりやすいんですよね。だから、動けない時にもっと頑張ろうとするより、途中の面倒を減らした方が早いことが多いです。
たとえば、よく使うフォーマットを作っておく。投稿手順を固定する。素材の置き場を一つに決める。タイトル案のメモを一か所にまとめる。こういうことですね。
派手ではないです。でも、こういう作業導線の整備が、実は行動力をかなり支えます。
頑張れる人ほど、環境を軽く見ると危ないです
ここは少し大事に言いたいですね。
もともと頑張れる人は、多少環境が悪くても何とかできてしまうことがあります。散らかっていても進められる。通知が来ても戻れる。面倒でも形にできる。だから、環境の大事さを軽く見がちなんですね。
でも、それって無理が効いているだけかもしれません。短期では成立しても、長く続くかは別です。前回までの話と同じで、無理が効くことと、無理を前提にしないことは違います。
私は、頑張れる人ほど、環境を整えた方がいいと思っています。なぜなら、その方が根性を大事な場面に残せるからです。毎回小さな摩擦で消耗するのは、もったいないんですね。
動ける環境とは、自然に始められる状態のことです
ここでいう環境って、ただ部屋を片づけることだけではありません。
通知が少ない。机が散りにくい。やることが一つに絞られている。ネタが事前にある。必要なファイルがすぐ開ける。手順が決まっている。こういう、始めるまでの摩擦が小さい状態のことなんですね。
つまり、動ける環境を作るというのは、やる気を増やすことではなく、動き出すまでの抵抗を減らすことなんです。ここがかなり大きいです。
やる気が出たら始めるではなく、始めやすいから動ける。この順番にした方が、現実にはかなり強いわけです。
頑張る前に、動ける環境を作った方が早いです
ここまでの話をまとめると、やっぱりこれなんです。
頑張る前に、動ける環境を作った方が早いです。人が動けるかどうかは、意志の強さだけでは決まりません。通知、机、ネタ出し、作業導線。こういうものが整っているだけで、同じ人でも行動の軽さはかなり変わります。
だから、自分を動かしたいなら、もっと気合いを入れようとする前に、どこで止まるのかを見た方がいいんですね。通知なのか。机なのか。ネタ切れなのか。導線の悪さなのか。そこが見えれば、改善の方向も見えやすくなります。
次回は、その流れで、やる気が出てからやる、ではたぶんずっと進みません、という話に入っていきます。
よくある質問
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行動力がないのは、意志が弱いからですか?
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私は、そこまで単純ではないと思っています。もちろん気持ちの影響もありますが、実際には環境や作業導線の影響がかなり大きいです。動きにくい状態なら、誰でも止まりやすくなるんですね。
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どこから環境を見直せばよいですか?
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まずは、作業中によく止まる原因を見ることですね。通知が多いのか、机が散っているのか、ネタが決まっていないのか、ファイルや手順が迷いやすいのか。そこから一つずつ減らすのが現実的です。
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環境を整えるのは、遠回りではありませんか?
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私は、むしろ近道だと思っています。毎回気合いで乗り越えるより、止まりにくい形を作った方が、長く見ると圧倒的に効率が良いからです。
P.S.
昔の私は、机が多少散らかっていてもできるなら、それでいいと思っていました。でも今思うと、できることと、ラクに続けられることは別でしたね。少し整えるだけで進みやすくなるなら、最初からそうしておいた方がよかったわけです。昔の自分は、そこに気づくのが少し遅かったです。
