去年の話ですが、新型コロナウイルスに関連して、私の運営するサービスでクライアントさんに向けてメルマガを書きました。
書きなぐり的な感じの部分もありますが、その内容をここにも転載しますので、よかったら参考にしてみてください!
ここから
どうも、岩崎です。
多くの経営者がキャンセル連発など影響を受けていて、
クライアントさんからも「キャンセルがキツイ」という報告はたくさん受けています。
じゃあ、今やるべきことは何か?という話をします。
まず、新規集客について
これは今まで通りやってOKです。
ただどうしても反応率は落ちるので、広告費を使っている場合は、集客と支出の費用対効果とキャッシュフローなどを含めて総合判断してください。
リスティング広告はプル型なので、そもそもあなたのサービスを探しているお客さんに広告を見せるだけなのでダメージは低いと思いますが、チラシのようなプッシュ型はかなり反応落ちると思いますので、無理にすぐやる必要がないのであれば、延期しても良いでしょう。
■プッシュ型集客とプル型集客
インスタ集客など、無料のものに関してはガンガンやり続けましょう。
■インスタ集客
リスクはないので。待っているだけじゃお客さんは来ませんから、逆に今浮いた時間をこのタイミングでどんどんと集客施策などに使うべきです。
失客復活について
これは少し判断が難しいところですが、タイミングとしては避けたほうが良いと思います。
反応率的なものもそうなんですが、みんなが「集まることや外出を自粛」しているムードの中ではやっぱり逆行してますね。
お客さんも、お店側がこの時期に経営に苦戦しているのもわかっているでしょうから、なおさらリスキーです。
じゃあ今は何をやるのがベストか?
それは「来てくれたお客さんへの対策」です。
お客さんが実際にきてくれたんですから、そこに対しては施策をやっても問題ありません。
ということで、緊急でPOP講座を作りました。
■セールス不要で売れる!POP講座
ベースはすべてコピーライティングなので、すでにやっている方や添削をしている方もたくさんいますが、手っ取り早くすぐにできるように講義化しました。
講座の中でも言っていますが
「リスクはないのでガンガンやる」これが大事です。
コンサルティングをしていても次のようなお悩みを聞くことが多いです。
それが
- 「良いアイデアが浮かびません」
- 「上手にできません」
というものです。
新しいことをやるので、気持ちはすごくわかります。
でも、この考え方にはそもそも誤解があります。
それは
- 「正解がある」
- 「一発勝負」
という考え方です。
でも、これは全然違います。正解もないし、一発勝負をするようなものでもありません。
こういうゴリゴリでマーケティングをやるプロたちの間での共通の揺るぎない前提は
- 「正解はやってみないとわからない」
- 「コケるのが当たり前」
これはゆるぎない真実です。
マーケティングもコピーライティングも「率」を上げるスキルに過ぎません。
お客さんも、状況も、環境も、競合も、自分も、すべて全部ケースバイケースなものが複雑に絡み合います。
お客さんは機械じゃないので「これをやれば絶対に正解」なんてものが存在するなんてありえません。
そして、もう一つ。
「ホメオスタシス」と言うんですが、人はリスクを回避するために、行動をしないで現状を維持するように言い訳を作る機能が備わってます。
人類400万年の歴史では、大きな変化は死のリスクがあったからです。
だから
- 「やらない理由」
- 「やれない理由」
を脳が自動的に探すようにできています。実に難儀ですね。
ただ、この本能に従ったままだと最終的に苦しむのは自分になります。だからここから脱却しましょう。
じゃあどうするか?
行動のハードルを下げることです。
そうすれば脳が「大きな変化」「リスクのある変化」という判断をしなくなります。
だからサクッとやる。
コケるのが当たり前だと思ってやる。
これが大事です。
具体的には
- てっとり早くやってしまって、
- てっとり早く結果を見てしまって、
- てっとり早く修正をする。
これが正解です。
時間をかければかけるほど、スタートも遅くなりますし、失敗リスクも高まります。
時間をかけた方が成功確率が上がる確証があるならともかく、だいたいはそんな確証はありません。
マーケティングをずっとやってきている僕でも予想なんてしょっちゅう外れます。
まじで全然当たりません。
マーケティングを学んできた人間としては悲しいことですがそういうもんです。
繰り返しになりますが
- 「正解はやってみないとわからない」
- 「コケるのが当たり前」
です。
これは誰にも動かせない普遍の真理です。
それに抗って、行動が遅れるほど自分がどんどんと損をします。サクッとやっていきましょう!
ではまた!
■完璧主義をやめる